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【レビュー】HAO BASS LINER 究極の原音重視プリアンプ

今回は、HAOのベース用プリアンプ「BASS LINER」をご紹介しようと思います。

 

 

Phil Jones Bassとの共同開発

 HAOのBASS LINER、どうしても知名度で言うと、SAMPAMPやEBSほどではないためか、それほどたくさんの人に知られているわけではありませんが、このBASS LINERは、最近ベースアンプとして非常に人気のあるPhil Jones Bassと共同開発をしており、知る人ぞ知る、非常に通好みな一品になっています。

 

きめ細かい5バンドのイコライザー

さてさて、音の方はどうでしょうか。

 


HAO / BASS LINER【デジマート製品レビュー〜THE定番】

 

このプリアンプ、まず一つの大きな特徴として、基本的にクリーンな音作りが想定されています。他のプリアンプのように「ガツンと歪ます」というようなことは、これ単品ではできません。

 

その代わり、原音全体をしっかりと持ち上げつつ、この手のプリアンプとしては多い、5バンドのイコライザーで、細かいところまでしっかりと調整ができるようになっています。

 

このイコライザーは、周波数としては

  • 50Hz
  • 160Hz
  • 630Hz
  • 2.5KHz
  • 12KHz

の5つのコントロールとなってくるわけなのですが、これがどれも、実にベースの良いところを引き出すような聞き方をしてくれます。

 

サウンドのキーは「真ん中」のブースト!

とりわけ、真ん中の630Hzのところを少しブーストさせて指弾きすると、「おお、これこれ!」みたいな、渋さの中にパンチがあるような、とっても色気のあるベースサウンドを奏でることができるのです。

 

前述したように、このプリアンプ、他のプリアンプのような分かりやすい音の個性がないがゆえに、派手さは正直、あまりありません。

 

ただ、もしお持ちのベースがすごく良いものであれば、そのベースの良さを、そのまま100%引き出してくれるプリアンプというのは、きっとこういったタイプのものなんだろうと思っています。

 

ベースの原音重視を究極的に求めるなら

これまでも、「積極的な音作り系」と「原音重視系」と、ベースのプリアンプについては大きく二者に分かれるような整理をしてきましたが、このBASS LINERは、言うなれば「究極の原音重視系」です。

 

なので、個人的には、最近のハイテク系ベースよりも、フェンダーのヴィンテージ系のベースの方が、この雰囲気には合うんじゃないかな、と考えています。

 

ベース本体の良さを活かしたいあなたには、ぜひこの1台。オススメです。