TK GuitarBlog ~楽器レビューと音楽コラム~

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【レビュー】フェルナンデス 布袋モデル(TE-95HT、TE-115HT)

今回のレビューは、既に生産が終了してしまっていますが、フェルナンデスの布袋モデルについて書いてみたいと思います。

 

 

ギタリスト・布袋寅泰への憧れ

布袋さんが酔っ払いながら描いたといわれる幾何学模様が彩る、テレキャスターシェイプのギター。

 

この形を見ただけでテンションが上がるギタリストの方、たくさんいるのではないでしょうか。かくいう私もその一人。私自身、ギターは布袋さんで覚えたクチなのです。

 

「LAST GIGS」のコピーを何度も何度も繰り返し、譜面上は終えるようになりつつも、「あの布袋さんのグルーヴ感、どうやったら出せるんだ?」という疑問を持ち続けたまま、今、こうやって大人になってしまいました。

 

とりわけ、LAST GIGSにおける「わがままジュリエット」のコピー練習は未だに続けています。深みのあるギターソロ、独特のバッキング、Bメロのカッティング…。譜面で見るとそれほど難しそうではないのですが、あのノリを出すのはなかなか難しいと、つくづく感じます。

 

市販の布袋モデルとは

さてさて、そんな布袋さんフリークからすれば外せないアイテムが、この布袋モデル。10万円前後で買える量販グレードだと、かつては「TE-95HT」、後期は「TE-115HT」という型番が振られていました。なお、この「95」「115」はそれぞれ定価を表していたものと推測されます。

 

基本スペックは、バスウッドボディにメイプルネックのローズウッド指板、22フレット仕様。ピックアップは、F.G.I TECHNOLOGYというフェルナンデス製のアクティブピックアップが2基載っております。

 

ただ、ホントに初期型の布袋モデルについては、ボディがアルダーだったものもあります。もしこれをお持ちの方、ホントにレアですので、ぜひ大事にしてくださいね。

 

布袋モデルという点を抜きにして、一般的なギターの目で見てみると、アクティブでノイズレス、エフェクターのノリも良く、非常に扱いやすいギターです。また、ネックは割と薄めで、弾きやすいと感じる方も多いのではないでしょうか。

 

また、抱えてみると、非常に軽く、とにかくライブでの扱いやすさという点において、普通に優秀なギターであることがよく分かります。

 

布袋モデルの定番アレンジ・ピックアップのEMG-SA換装

さて、このギター、定番のアレンジがあります。それは、

 

ピックアップをEMG-SAに交換

 

です。

 

このギターは、価格を抑えるために、フェルナンデスが自ら開発したアクティブピックアップ「F.G.I TECHNOLOGY」が載っているわけですが、本人が使っている布袋モデルは、EMG-SAが搭載されています。

 

こちらに換装することで、比較的ローコストに布袋本人仕様に近いモデルを作り出すことが出来るというわけなのです。

 

 

聞き比べてみると、どちらかというとF.G.Iの方がハイが強く、EMG-SAの方は優等生的に扱いやすいサウンドになっている印象ですね。

 

まとめ

このギター、とにかく布袋さんのイメージが強すぎて、BOOWYやCOMPLEX、あるいは布袋さんソロのときにしか使えないようなイメージもありますが、ギターとしては非常に使いやすいです。

 

許されるなら、試しに一度、ライブに持ち出してみても、面白いかもしれません。オーディエンスの方が「えっ、そのギターで布袋さん以外をやるの!?」となるような、意外な反応が楽しめそうですね。

 

このギター、今や新品はなく、買うなら中古になりますが、もし状態の良い中古を見つけたら、ぜひぜひ早めに、お買い求めくださいね。