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【レビュー】Seymour Duncan SH-4 JB 中域で勝負するパワフルハムバッカー。

今回は、ギターのピックアップ紹介。Seymour Duncan(セイモア・ダンカン)のハムバッカーピックアップ、SH-4を取り上げてみようと思います。

 

そう、通称「JB」と呼ばれてる、アレです。

 

この「JB」は、ジェフ・ベックモデルであることからこの名がついたとの説がありますが、どうも実際はそうではないのだとか。

 

 

サウンドの印象

さて、このピックアップ、 少しサウンドを聴いてみましょう。

 

ロックなサウンドに向いているといわれるこのピックアップですが、とにかく中域の主張にその特徴があると思います。

 

倍音の出方も心地よくて、一人で弾いていても至福の時間を過ごせるのですが、このピックアップの最大の特徴である「ミッドの主張の強さ」があって、それゆえに、バンドアンサンブルの中に入っても、音がうまく抜けてくる印象です。

 

そして、パワーも力強く…かといってスーパーハイパワーという感じではないのですが、そのバランス感が絶妙で、ロック系のギターリフで使っていく場合、非常に使い勝手の良さを感じていただけるのではないでしょうか。

 

載せるならリアで

とまあ、このようなピックアップですので、基本的にはブリッジ(リア)に載せて、強めに歪ませて使うことが想定された設計になっています。ですので、あまりフロントに載せているという方のお話は聞きませんね。

 

2ハムギターでダンカンのピックアップ、といえば、一般的にはリアにこのJB、フロントにはSH-2 Jazzを選ぶのが一般的かなあ、と思います。(SH-2については、後日改めてレビュー記事を書こうと思います)

 

Tone Zoneとの比較

さてさて、ロック系のハムバッカーピックアップといえば、私がハードロック系のバンドをやっていたとき、周りでは、

  • ダンカンのSH-4(JB)派
  • ディマジオのDP155(Tone Zone)派

2つの派閥があったように記憶しています。

 

私も、同じギターに両者のピックアップを載せたことがあるのですが、

  • JB:相対的に見るとミッド…ハイミッドに特徴があり、明るい音
  • Tone Zone:相対的に見るとローミッドに特徴があり、低音重視

といったような印象を受けました。

 

最終的には、メーカーのブランドイメージも含めて好みの世界ではあるのでしょうが、「メタル」と言われる分野にまで手を広げるのならTone Zone、そこまでを求めないのであればJBの方が、若干…ホントに若干ではあるのですが、合っているのかもしれません。

 

ブランドイメージ的には、ダンカンの方がヴィンテージ系もカバーする一方、ディマジオといえば現代的なイメージもありますね。このあたりも、好みを構成する一要素として、存在するかもしれません。

 

まとめ

このJBについては、とにかくハムバッカーのリプレイスメントピックアップを検討したとき、真っ先に出てくる一品。ロック系で行くなら間違いない選択だと思いますので、ぜひぜひ、お試しいただければと思います。