ベースエフェクター

【レビュー】Ampeg SCR-DI ベースアンプメーカーのプリアンプ!

今回は、ベース用プリアンプ、Ampeg(アンペグ)SCR-DIのご紹介です。

この記事はこんな人にオススメ
  1. アンペグのサウンドを気軽に持ち運びたい
  2. 多少大型でも良いのでアンペグのプリアンプ・DIが欲しい
  3. SCR-DIがどれくらいアンペグサウンドなのか知りたい

ベースアンプの定番・アンペグ

アンペグといえば、ベースアンプの定番。多くのスタジオやライブハウスなどに備え付けられており、かつそのパワフルなサウンドが、すっかり「ベースサウンドの基本」として体にしみついているベーシストの方も多いのではないでしょうか。

当ブログでも、過去にいくつか、アンペグのベースアンプをご紹介させていただいております。

【レビュー】Ampeg Rocket Bass RB-108 最新の自宅用アンペグベースアンプ!本日は、Ampeg(アンペグ)の自宅用ベースアンプ、Rocket BassシリーズのRB-108についてレビューしようと思います。 ...
【レビュー】Ampeg MICRO-VR コンパクトなアンペグのアンプヘッド!本日は、Ampeg(アンペグ)のベースアンプヘッド、MICRO-VRについてご紹介しようと思います。 ベースアンプと言...

「近くて遠い」アンペグを身近なものへ

そんな、ベースアンプの定番であったアンペグなのですが、実はプリアンプの歴史というのはあまり古くありません。

実はこのアンペグのプリアンプ、ベース用プリアンプとしては比較的後発の部類で、発売は2015年。

ベースアンプとしては長きにわたって、「王者」として君臨し続けてきたアンペグ。一方で、そのサウンドを手軽に持ち出すことは難しいものでした。

たとえば宅録派の人などは、現実問題として、ベース用マルチエフェクターのアンペグモデリング等で対応してきたのが実際のところではないでしょうか。

また、ライブ派のベーシストにとっても、アンプ側でしっかり音作りしたにもかかわらず、実際にPAが使っているのはDI経由のライン音だったりすることも多く、実はなかなかベーシストにとって「近くて遠い」のがアンペグサウンドなのかもしれません。

そこへ、満を持して登場した、アンペグ純正のプリアンプ。ベーシストたちの期待が高まるのは、いわば必然でした。

使ってみると…これぞアンペグ!

さてさて、そのサウンドの特徴はどうか。

基本的に、アンペグらしさがしっかり出ているサウンドキャラクターですね。これはとっても好印象です。

音作りの基本となるのは、右上にある5つのつまみ。

左から

  • Volume
  • Bass
  • Mid
  • Treble
  • AUX Level

とあります。基本的には、ごくスタンダードなパターンですよね。

これに加えて、このSCR-DIに「アンペグらしさ」をただよわせているのが「Ultra Lo」と「Ultra Hi」の2つのスイッチ。これらは、アンペグの定番ベースアンプ「SVT-3PRO」にも登載されたもの。機能はその名のとおり、低域と高域をそれぞれ強調するものです。

「SCRAMBLER」モードの歪み

また、このプリアンプのもう一つの特徴が「SCRAMBLER」(スクランブラー)モード。こちらは、スイッチのオン・オフで切り替えることができる、歪みモードです。つまみとしては、

  • Drive
  • Brend

の2つがあります。使い勝手としては、一般的なベースの歪みエフェクター的な感じですね。

こちらはフットスイッチで歪みのオン・オフを切り替えることができるので、他のプリアンプのように、プリアンプのゲインを上げて歪ませる…というのとは、少し感じが違うような印象です。

そうして考えると、このプリアンプ、イメージとしては「クリーン系のプリアンプ+歪みエフェクターの2つが1つになった」みたいなとらえ方をすると、ピンときやすいのかな、と思います。

ちなみにこの歪み、相当に強く歪みます。軽くドライブさせている分には「おお~」って感じなのですが、あまりにも強くしすぎると、良くも悪くも「あれ、これってアンペグ?」というような雰囲気になってきます。個人的には、歪みは控え目くらいの設定がオススメですね。

かとうたかこ
かとうたかこ
ちなみに、これら2つの機能をそれぞれコンパクトエフェクターサイズに落とし込んだ関連商品もあります。合わせてご覧ください♪
【レビュー】Ampeg Classic Analog Bass Preamp アンペグサウンドをコンパクトに!今回は、ベースのプリアンプということで、AmpegのClassic Analog Bass Preampをご紹介しようと思います。 ...
【レビュー】Ampeg Scrambler Bass Overdrive アンペグのオーバードライブ!本日は、アンペグからリリースされているベース用オーバードライブ、Ampeg Scrambler Bass Overdriveについてレビ...

DI機能もあり!弱点は大きさ・重さ…

その他、このプリアンプは「DI」を商品名に関していることからも想像がつくとおり、DI機能を有しています。また、外部入力端子やヘッドホン出力端子も持っているので、自宅練習用にも楽しく使うことができるのです。本当に、幅広い用途で使うことができるプリアンプですね。

もし弱点があるとすれば…その大きさ、重さですね。横幅約20センチ、重さ1.2キロは、エフェクター・プリアンプとしてはかなり大型な部類に属します。

とはいえ、あのアンペグサウンドを、いつでもどこでも楽しむためなら、この程度の大きさは気にならない!という人も多いはず。アンプヘッドを持ち運ぶことを思えば、だいぶマシですもんね。

ベースアンプメーカーの作ったプリアンプ、ぜひ、使ってみてください。

 

ギター買取人気ランキング
ところで、新しい楽器を購入するにあたって、不要な楽器を売って資金の足しにしたり、あるいは単に使わなくなった楽器を売却したりしたいときって、あると思います。

そういったときは、楽器店の下取りに持ち込んでも良いのですが、やはり重たい楽器ともなると、持って行くのも少し面倒だったりするもの。

そんなときにオススメなのが、ネットからも申し込める楽器買取店

楽器の買取屋さん
1.全国どこでも無料出張!しかも最短即日30分で即現金!
2.ギター買取以外にもベースやギターなどどんな楽器でも買取可能!
3.宅配買取でも送料・手数料完全無料!

電話でもネットでも申し込みができ、最短30分で楽器を現金化できるという圧倒的なスピードが魅力的。

また、査定も楽器のプロが行いますし、全国対応の安心感もあります。
楽器の下取り・買い取りを検討されておられる方、ぜひネットからの楽器下取り・買い取りにチャレンジしてみてください!
評価
名前楽器の買取屋さん
特徴出張買取・即日対応・宅配買取・全国対応
詳細ページ公式ページ

楽器の買取【バイセル】
1.バイセルの出張買取は各種手数料が無料!
2.送料無料!箱に詰めて送るだけ♪バイセルの宅配買取
3.楽器以外の時計やブランド品も買取しています。

ギター・管楽器・弦楽器など経験豊富なスタッフがしっかりと状態を確認します。
評価
名前バイセル
特徴出張買取・即日対応・宅配買取・店頭買取
公式ページ
ABOUT ME
かとうたかこ
気がつけば、ギター・ベース歴は20年。ギターなどの楽器と音楽をこよなく愛する社会人のブログです。更新情報はTwitterやFacebookでも発信しているので、ぜひ下のTwitter・Facebookアイコンからフォローしてください!