ギタリスト・かとうたかこの音楽ブログ

楽器レビューのほか、音楽をテーマにブログを書いています。

はてなブログユーザーがGoogleアドセンス合格のために取り組んだこと(2019年4月)

当ブログは、より多くの方に親しみをもって、楽器レビューや音楽コラムを読んでいただけるよう、はてなブログProを活用して独自ドメインで運用しています。

 

一方で、それらの活用にはコストがかかることから、そのランニング経費をまかなうため、Googleアドセンスを導入することといたしました…。

 

しかし、事前に聞いてはいましたが、Googleアドセンスの審査は思ったより厳しく、導入に思いのほか手間取ってしまいました。

 

今回、そのときのことを備忘録的に記すことで振り返り、私と同じようにGoogleアドセンス審査に悩んでいる方のヒントになればと思います。

 

 

【フェーズ1】何も考えずにGoogleアドセンスに申し込むと…

とりあえず、2018年10月、何も考えずに、Googleアドセンスに申し込みました。そのときの当ブログの状況は、次のとおりです。

  • 記事数:約60本
  • 1記事あたりの平均文字数:概ね1,500~2,000字
  • 楽天・アマゾンのアフィリエイトリンク:あり
  • 問合せ先・プライバシーポリシー:あり

しかしながら、この状態でGoogleアドセンスに申し込んでも、審査結果は不合格。

 

不合格理由は「コンテンツが複製されているサイト」 

その理由として示されていたのは「コンテンツが複製されているサイト」。具体的には、Googleアドセンスにログインすると、下記のような文章が示されることになります。

価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について

AdSense のプログラム ポリシーに記載されているとおり、ユーザーにとって価値がほとんどないページや広告の比率が高すぎるページには Google 広告が表示されません。これには、第三者が提供するコンテンツに付加価値を付けずに、コンテンツをコピーまたはリライトしたページが含まれます。

コンテンツが複製されたサイト…。少なくとも私は、記事の作成にあたり、いっさいコピペ等をしたことはなかったのですが、おそらくGoogleの自動審査において、何らかのNG項目にひっかかったのでしょう。

 

なお、後になって振り返ると、当サイトは、ギター・ベースやエフェクターなどの楽器レビューを行っていますが、対象商品の中には、既に商業ベースのサイトでレビューが行われていたり、あるいはスペックの紹介などが公式サイトと重複したりするなどして、「コピペ」と認定されてしまった可能性はあるのかなあ…などと思ったりもしています。

 

「コンテンツが複製されているサイト」はコピペだけとは限らない

さて、この状況を打開するため、Googleで「コンテンツが複製されているサイト」を検索すると、おおむね、次のようなことが分かりました。

  • 「コンテンツが複製されているサイト」は、単なるコピペのみではなく、記事の独自性が低いもの、あるいは記事のクオリティが低いものが含まれること
  • 対策としては、コピペをチェックするというよりは、記事全体のクオリティを見直すことが有効であること
  • 楽天やアマゾンのアフィリエイトは、あっても合格することはあるものの、外しておく方が無難であること
  • 問合せ先、プライバシーポリシーは基本的に必須であること
  • 写真は外しておいた方が無難であること(※2018.10月当時において主流な論調→今はそうでもないようです)

 

ということで、ブログ記事全体に対して再度の精査を行うとともに、写真や楽天・アマゾンのリンクをすべて外して再度審査に臨みましたが、やっぱり結果は「コンテンツが複製されているサイト」で不合格のまま。

 

もう少し記事を精査することもできますが、この時点で約60本ある記事すべてについて、具体的にどこを直せばいいのかも不明なまま、チェックを続けていく作業は非効率だと考え、別の手立てを考えることにしました。

 

【フェーズ2】審査用ブログの作成 ※2019.4月現在は無意味です!

この当時、Googleアドセンス必勝法として言われていたのが、「審査用ブログの作成」。

 

そもそも審査用ブログとは?

これは、メインブログとは別に、全く別のテーマで審査合格に特化したブログを作成し、これに合格した後、そのアカウントで別のブログを追加すると、審査不要でアドセンスを利用できる、というものです。

 

「え、そんなことができるの?」と、私は半信半疑でしたが、まずはこのとおりに、審査用ブログを立ち上げました。

 

はてなブログProの場合、ブログを制限無く立ち上げることができるので、追加的な費用は別ドメインの取得に要する経費のみ。当時の算段としては、アドセンス合格後に即この審査用ブログは閉鎖し、出費は必要最低限とするつもりでした。

 

私の審査用ブログ

さて、審査用ブログについては、「まちあるき」をテーマに、私が行ったことのあるまちの観光スポットやおいしい飲食店などを紹介するような形の構成としており、ブログの状況は下記のような感じです。

  • 記事数:8本→審査中に2本加筆し、計10本
  • 1記事あたりの平均文字数:概ね2,000~3,000字
  • 楽天・アマゾンのアフィリエイトリンク:なし
  • 問合せ先・プライバシーポリシー:あり

審査は合格したけれど…意味なし!2018年10月以降、サイト追加は別審査!

この審査用ブログは、ありがたいことにGoogleアドセンス審査に一発合格!

 

「さあ、これで次はサイトを追加するだけ…」と思ったのですが、ここでまさかの展開が。

 

まさにこの2018年10月のタイミングで、Googleアドセンスの仕様が改められ、これまでの「アカウント単位での審査(審査用ブログで合格すれば、あとはサイトを追加し放題)」から、「ブログ単位での審査」という形になってしまいました。

 

このため、審査用ブログで合格し、Googleアドセンスを使えるようになっても、新たなサイトを追加するためには、別途新たな審査を受けなくてはならなくなったのです。

 

「いや、確かに趣旨からすると正しい運用なんだけど、まさか自分がやろうとするこのタイミングで…」

 

私は愕然としました。一応、サイトの追加を試みて審査を受けてはみるものの、結果はやはり「コンテンツが複製されているサイト」で不合格になりました。

 

Googleアドセンスの合格方法についてネットで調べてみると、今なお「審査用ブログの作成」を上げているサイトが散見されますが、これが通用したのは2018年9月までで、現在はダメです。

 

大事なことなので繰り返します。

「審査用ブログの立ち上げによるGoogleアドセンス審査対策は、2018年10月以降、使えません」

お間違えのないように…。

 

【フェーズ3】はてなブログは要注意!「サイトの停止または利用不可」との戦い

ということで、審査用ブログには意味が無いことが分かったので、当該ブログは閉鎖し、いったんGoogleアドセンスアカウントもキャンセルして、再び本体ブログの精査に取り組むことにしました。

 

全体的に字数を増やすとともに、ポリシー違反が疑われる記述は徹底的に表現を見直し、それでも対応が困難な記事は下書きに戻す…。

 

ここに来て新たな不合格理由

さまざまな手法で、ブログの質の向上を行ってきましたが、ここに来て、審査不合格の理由に、新たな項目が追加されることになりました。

 

それが「サイトの停止または利用不可」。具体的には、次のようなメッセージが示されることになります。

サイトの停止または利用不可

お客様のサイトが停止しているか、利用できないことが判明いたしました。お申し込みの際に送信された URL にお間違えがないかご確認ください。サイトが正常に機能している場合は、お申し込みを再送信していただけますようお願いいたします。弊社であらためて審査いたします。

 

え?え? もちろん、サイトは普通に稼働していますし、URLの打ち間違えもない(そもそもコピペで貼っている)。なんじゃこりゃ?

 

ちなみに、この「サイトの停止または利用不可」と合わせて「コンテンツが複製されているサイト」も表示されており、この時点において、ダブルで不合格理由を突きつけられている状況に陥ってしまいました。

 

はてなブログは「サイトの停止または利用不可」が出やすい?

「これはまず、『サイトの停止または利用不可』をなんとかしないと…」

 

ということで、同様の事例で悩んでいる人はいないか、Googleでいろいろ調べていくと、次のことが分かりました。

 

はてなブログの人は、『サイトの停止または利用不可』が出やすい」。

 

おっと、なんだそりゃ…。

 

かといって、今さらWordPressに乗り換えるほどの元気もなく、できればなんとかして、今のまま、はてなブログで運用していきたい…。

 

そんな思いを持ちながら、引き続き原因と対策を調べてみると、次のような問題点の存在を知ることになりました。

 

解決策は「www.なし」→「www.あり」へのリダイレクト

 「はてなブログの場合、Googleアドセンスは『www.』ありのURLで登録しても、自動審査は『www.』を飛ばしてサイトを読みに行くため、サイトが見つからず、エラーになってしまう」

 

「え、そうなの?」という感じです。2018年10月以前は、そんなエラーなど存在せずに普通に通ってきたのに、ここに来てなぜ…。

 

といっても、そんなことを言っていても始まらないので、解決策を探します。この解決策は、要は「『www.』なしのURLから、『www.』ありのURLへリダイレクトする」という設定をかければ解決します。

 

私の場合、「お名前.com」で独自ドメイン設定を行っていたので、このサイトで必要な設定を行えばOK。ちなみに、具体的な手法は、下記リンク先に詳しいです。(私もかなり参考にさせていただきました。ありがとうございます!)

www.fullhoikutoninkatu.com

 

この結果、「サイトの停止または利用不可」のエラーは出なくなりましたが、それでもなお、「コンテンツが複製されたサイト」のエラーとは戦い続けなければなりません。

 

【フェーズ4】記事を大幅に減らしてみると…

これまで、さんざん既存の約60記事を見直し続けてきましたが、Googleアドセンスの審査は、具体的に「どこをどう直せ」どころか「どの記事がダメ」かすらも教えてくれないので、手探りで、遮二無二記事を直さないといけない状況にあります。

 

この状態が長く続いていると、精神的に疲弊してしまい、モチベーションの維持も難しくなります。

 

「せめて、どこがダメかだけでも分かれば…」

 

ということで、私が考えたのがこれ。

 

記事を極限まで減らすと、どうなるか試してみる」。

 

記事を60本→2本まで減らしてみる

私は、約60本の記事の中から、自分自身のオリジナル性があり、内容にも真に自信がある記事を、まずは2本、厳選して残すことにしました。その結果のブログの状況は下記です。

 

  • 記事数:2本
  • 1記事あたりの平均文字数:どちらも約3,000字
  • 楽天・アマゾンのアフィリエイトリンク:なし
  • 問合せ先・プライバシーポリシー:あり

 

この結果、やって来たのは、残念ながらまたしても不合格通知だったのですが、ここで来た不合格通知は、これまでの「コンテンツが複製されたサイト」とは異なるものでした。

 

今回の不合格理由は「作成中のサイト」というもの。おそらく、記事が少なすぎるがゆえに不合格とされたのでしょう。

 

引き続き不合格のままではあるのですが、これまで、ずっと私を苦しめてきた「コンテンツが複製されたサイト」のエラーが消えたことに、私はある種の安堵感を覚えました。

 

【フェーズ5】記事を追加し、「about」ページを記入したら…合格!

ということで、私は、残る記事の中から、自信のある記事をさらに2本復活させました。こちらも、十分なクオリティになるよう、復活に際して、大幅な加筆などを行っています。

 

こういった作業も、「この記事さえ何とかすれば、後は何とか…」というところが心の支えになり、大して苦も無く、むしろ前向きに取りかかっていくことができました。

 

「about」ページは未作成だと空白ページがアップされる

そして、これは偶然気づいたことなのですが、はてなブログには「about」ページというものが初期状態から設定されています。

 

これは要は「このブログについて」的なページなのですが、もしこのページを何も触っていなかったら、白紙のページが存在し、かつそれがどこからもリンクされない状態でアップされていることになります。

 

このページを放置しておくことも「作成中のサイト」と見なされる原因になり得ることから、はてなブログ作成画面の「設定→基本設定」から「aboutページ編集」をクリックし、ブログの紹介文章を書いていきます。

 

なお、この「aboutページ編集」なのですが、他のはてなブログ投稿ページと異なり、「見たまま編集」に対応していません。ですので、もし見栄えをしっかり整えたいのであれば、

  1. いったん「記事を書く」へ行き、普通に「見たまま編集」で記事を書く
  2. 画面上部「HTML編集」をクリックし、タグつきのソースコードをコピーする
  3. これを「aboutページ編集」に貼り付ける

という手順を踏むことで、比較的容易にページを作成することができます。

 

このようにして、aboutページを完成させたら、サイドバーからのリンクを張っておくことにしました。

 

ついに来ました合格通知

この状態で審査に臨むと…ついに来ました、合格通知!

 

合格

 

少し前までは、この合格通知が、いわゆる「ポップコーン坊や」と言われる、男の子のイラストだったわけですが、現在はこのような写真での表示になっています。このあたりの表現の仕方も、検索したハウツー系記事の「鮮度」を判断する目安になるかもしれません。

 

まとめ…少数精鋭の記事で勝負!はてなブログユーザーは「about」「www.」も注意を

このような経緯を経て、現在、当ブログでは無事にGoogleアドセンスを活用することができています。

 

Googleのポリシーに留意しながら、コンテンツの質・量の向上に取り組む中で、以前非表示にしていた記事も、少しずつ復活させたり、新しい記事を追加したりして、ブログ全体のクオリティアップを図っているところです。

 

振り返ってみると、今回のGoogleアドセンス導入プロジェクト、着手してから成功に至るまで、実に半年、6カ月もの月日を要しています。

 

随分と回り道をしてしまいましたが、はてなブログユーザーとして今回の経験を糧に、これからGoogleアドセンスの導入をしようとしている方に対して、特に伝えたいのは、次の3点です。

 

  1. 導入するのであれば、ヘタに記事を増やす前に、少数精鋭の3記事くらいでさっさと審査に出す
  2. はてなブログユーザーは、「about」ページの編集「www.」のリダイレクト設定を忘れずに
  3. 古いハウツー系記事は要注意!Googleで調べるときは記事の執筆・更新日時を要チェック!(2018年10月以前の記事はほとんど役に立たない

今回、私が経験した半年間の時間は、正直、とても長く、つらいものでしたが、これが少しでも多くのGoogleアドセンス導入検討者の方…特にはてなブログでGoogleアドセンスにチャレンジされる方の参考になれば、私としてもこれ以上の喜びはありません。

 

皆さん、一緒に、頑張っていきましょう!