ギタリスト・かとうたかしの音楽ブログ

楽器レビューのほか、音楽をテーマにブログを書いています。

【レビュー】Seymour Duncan SSL-5 ヴィンテージ指向の中にパワーを。

今回は、久しぶりに、ギターのピックアップ紹介です。

 

Seymour Duncan(セイモア・ダンカン)のシングルコイルピックアップ、SSL-5を取り上げてみようと思います。

 

SSL-1、SSL-3の振り返り

このブログでは、過去にセイモア・ダンカンのSSL-1SSL-3をご紹介いたしました。 

www.tk-guitar.com

  

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これはもう、ブログのタイトルのとおりなのですが、SSL-1はストラトらしさが全面に、SSL-3はストラトをパワーアップさせたようなサウンドが特徴的なピックアップです。

 

SSL-5は「1と3の中間」

SSL-1からSSL-3にいったら、パワーがアップしたので、SSL-3からSSL-5になるともっとパワーアップ…かと思いきや、実際はそう単純なものでもありません。

 

むしろ、パワー的にはSSL-1とSSL-3の間くらいで、ヴィンテージのストラトのテイストを残しつつも、ほんのりパワーアップさせたような感じのところです。

 

少しサウンドを聴いてみましょう。

 


Seymour Duncan SSL-5 bridge pickup demo

 

まさにストラト、って感じのサウンドですね。パワーは若干上がっているのですが、それでも基本的にはヴィンテージって感じです。

 

前のSSL-3の記事において、「辛さの量が違う、同じカレー」といったたとえを出しており、「SSL-1は標準の辛さで、SSL-3は辛さ10倍」というふうに表現していたのですが、今回のSSL-5は、「辛さ3倍」くらいな印象ですね。確かに辛いけど、元のカレーの味も十分味わえる感じ。

 

サウンドの角が少し丸い 

そんな中、SSL-5の特徴として感じるのが、SSL-1やSSL-3と比べると、少しサウンドの角が丸いこと。もちろん、ストラトらしさを残しながらの中ではありますので、ホントに隠し味っぽい雰囲気ではあるのですが。

 

ですので、リアで使うときには、「少しだけパワーのあるストラト」というふうに使いつつ、フロントで使うと、「かなり甘いサウンドのストラト」を作り出すことができます。

 

なお、このストラト、「Custom Staggered」というサブネームがついています。SSL-1が「Vintage Staggered」ですので、やはりヴィンテージを指向した、SSL-1の雰囲気に近いピックアップ、というのが開発サイドにもあったのかなあ、なんてことを思っています。

 

「1と3と5」の組み合わせを考えるのも面白い

 セイモア・ダンカンのストラトピックアップ、スタンダードなところだけでも、このSSL-1、SSL-3、SSL-5と選び放題。すべてを統一するも良し、ポジションごとに違ったものをつけても良し。

 

ぜひぜひ、いろいろ試しながら、自分だけのストラトを作ってみてはいかがでしょうか。