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楽器

はじめてのDTMにはMacをオススメする5つの理由

多くのバンドマンやSSWさん、あるいはギタリスト、ベーシストの方にとって、今や切っても切れない関係にあるのが、DTM

ちょっとしたデモテープ作りから、本格的な音源の作成、あるいはパフォーマンスで用いるSEの作成など、多くの方が、何らかの形でDTMにかかわりながら音楽活動に取り組んでいるのではないかと推測しているところです。

きょうは、そんなDTMについて、はじめて取り組もうと思った人に向けて、「はじめてのDTMにはMacをオススメする理由」について、考察してみようと思います。

※なお、本記事はM1チップを搭載したMacが発売されてる前に作成しており、時点修正が済んでおりません。閲覧に際しては、その点、お含み置き下さい。

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【前提1】DTMにはパソコンとDAWが必要

議論に入る前に、そもそもDTMに必要なものは何か、あらかじめ整理しておきましょう。

まず、何はなくとも必要なものは、パソコンです。最近はタブレットやスマートフォンでもやってやれなくはないのでしょうが、これらは補足的に活用する者であり、基本的にはDTMはパソコンで作業をすべきものです。

そして、そのパソコンで活用するアプリケーションが、DAWと呼ばれるもの。DAWとは「Digital Audio Workstation」の略で、要は「パソコンで音楽制作をするためのソフト」のことです。

ここでは、パソコン上でDAWを動かして、音楽を制作する。これら一連の工程を「DTM」という形で整理することといたしましょう。

なお、実際にDTMを進めていく上では、これらに加えて、オーディオインターフェイスやMidiキーボード、モニターヘッドホン等、ほかにもいろいろあった方が良い者があるのですが、ここではいったん「パソコン+DAW」と割り切って、議論を進めていくことにします。

【前提2】DAWにはハイスペックなパソコンが必要

そして、このDAWなのですが、どのようなソフトを選んだとしても、総じてこれを動かすパソコンには、高いスペックが必要になります。

というのも、DAWというのは、一昔前によく使われていたMTR…すなわちマルチ・トラック・レコーダー(Multi Track Recorder)の機能をパソコン上で再現することになるわけなのですが、同時に複数の音楽トラックを動かしながら、場合によってはパソコン上でエフェクト処理を行ったり、あるいは音源を鳴らしたりすることになるわけですから、一般的な事務処理系のソフトとは比較にならないくらい、パソコンに大きな負荷がかかるのです。

ちなみに、DAWの定番、Cubaseの現行モデル・10.5で見てみると、動作環境は次のとおりです。

CPU:Intel Core i / AMD Ryzen マルチコアプロセッサー (Intel i5 以上推奨)

メモリ:8 GB 以上 (最低 4 GB 以上)

ディスク空き容量:30 GB 以上

推奨ディスプレイ解像度:1920 x 1080 (最低 1440 x 900 以上)

* 32ビット環境ではご使用になれません。また 32ビットプラグインにも非対応です。

…といった具合です。

このスペック、市販の低価格帯のパソコンでは、多くの場合満たすことができていません。

ですので、DTMをやろうとすると、どうしても少しスペックの高いパソコンに手を出さないといけなくなる、というわけなのですね。

はじめてのDTMにMacをオススメする理由

このような前提条件に立った上で、ではなぜ、はじめてのDTMにはMacをオススメするということになるのか。

以下、それらの理由についてお示ししていきます。

【理由1】低価格帯のモデルでもハイスペック

まず、Macについては、パソコン市場全体で見ると決して安いものではないのですが、その分、スペックが総じて高めに設定されており、これがDTM向けパソコンを検討する上で、非常に有利です。

具体的には、2019年2月現在、ノートパソコンの中でもっともスペックの低いMacBook Airであっても、CPUがIntel Core i5(1.6GHzデュアルコア)、メモリが8GBと、Cubaseが求めるスペックをクリアしています。

価格が税抜き119,800円と、ここまでの金額を出せばWindowsマシンでもこれくらいのスペックのマシンに手が届く可能性は十分にあるのですが、Macの場合「迷わずに一番安いのを買っても、割と何とかなる」というこの安心感は、非常に大きいです。

ちなみにデスクトップの場合だと、iMacの一番安い21.5インチディスプレイのモデルがIntel Core i5(2.3GHzデュアルコア)のCPUに8GBのメモリを搭載しているので、こちらも条件はクリアです。

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もちろん、これでスペックに不足を感じる場合は、適宜アップルストアのBTOなどを活用して増強することも可能です。

【理由2】DAW「GarageBand」が無料で使える

Macであれば、Apple純正のDAW「GarageBand」を、なんと無料で使うことができます。

この「GarageBand」は、Appleが作った、音楽制作を気軽に体験するためのフリーDAWソフトなのですが、これがなかなか本格的で、ちょっとしたMTR代わりになら十分使える程度のクオリティを有しています。

また、Apple製品全般に言える「直感的な使い勝手の良さ」は、このGarageBandにもしっかり継承されていて、音楽をちょっとでもやったことがある人なら、簡単に操作ができてしまうほどの分かりやすさも、このGarageBandの魅力。

振り返ってみると、このGarageBandは、2004年に当時の統合ソフト「iLife」の中の1製品としてリリースされたのですが、その後無料公開され、現在はiPhone・iPad版なども含め、非常に多くの人に愛用されているなど、実に長い歴史があります。

そういった無料ソフトで気軽にDAW体験ができるのも、Macの魅力だと言って良いでしょう。

【理由3】本格的なDAW「Logic Pro X」が24,000円で購入できる!

そして、GarageBandでは物足りないなあ…というくらいにDAWのことが分かってきて、もう少し上のソフトにステップアップしたいと思ったとき。

Macであれば、Appleが製作した本格的DAWソフト「Logic Pro X」を、24,000円で購入することができます。

初心者の方にはピンときにくいかもしれませんが、実は本格的なDAWソフトを24,000円で購入できるというのは、非常にお買い得でして、たとえば前述のCubase…これはWindows版もあるわけなのですが、これだとフルバージョンの「Pro」版は、まともに買うと実に6万円を超えてきます。

ですので、それと同レベルのソフトを2万円台で購入できるというのは、Macならではの特権なんですね。

ちなみに、Logic Pro Xについては、パッケージ製品としては販売されておらず、Mac App Storeでダウンロード購入することになります。念のため。

【理由4】Windows版の定番・CubaseもMac対応している

また、先ほどの項目では、Mac独自の強みとして、「Logic Pro X」をご紹介させていただいたところですが、同時に、Windows版も含めてDTM業界でスタンダードとされているDAWソフト・Cubaseについても、Mac版が存在しています。

ですので、もし周りにWindowsユーザーがたくさんいる関係でLogicを選びづらい場合であっても、MacユーザーはCubaseを選択することで、Windowsユーザーと同じDAW環境を構築することが可能になるわけなのです。

ですので、Macを使っておくと、LogicにもCubaseにも、どちらにも対応できるようになるというわけなのですね。

【理由5】パソコンとしての安定感がWindowsより高い

これはDTMに限らず、MacユーザーがMacを長く使い続ける理由としてよく挙げるものでもあるのですが、Macは総じてWindowsよりパソコンとしての安定感が高く、安心して使っていられる部分があります。

この安定感は、特にオーディオインターフェイスなどの周辺機器を活用しているとき、その恩恵を強く感じます。

また、パソコン全体にわたる設定項目も、Macは全体的にシンプルであり、そういった点も、ツールとしてパソコンを使っていく上では、非常に好印象。

この点、Windowsは細かく設定を追い込んだり出来る要素もあるのですが、それゆえにシステムが不安定になってしまいがちです。

【おまけ】iPhone・iPadとの相性が抜群!

これもまた、DTMと直接的に関係のない部分なのかもしれませんが、わが国のスマートフォン・タブレット市場において高いシェアを誇るiPhoneやiPadは、Macと同じApple製品ということもあり、これら両者の相性は抜群です。

iCloudやAirdropを活用したシームレスなデータのやりとりや、Apple Musicの活用、前述のGaragebandの利用など、iPhone・iPadとMacの両方を持っていると、非常に使い勝手が良くなる面が、多々あるのです。

周辺のデジタルガジェットをApple製品で統一するメリット、相当に大きいですよ。

【まとめ】初DTMならMacを選ぶメリット多し!

このように、はじめてのDTMに取り組む上でのパソコンとして、Macがオススメな理由を、5点、整理させていただきました。

  1. 低価格なモデルであってもDTMに耐えうるスペックを有していること。
  2. DAW「GarageBand」を無料で使えること。
  3. Mac専用の本格的なDAW「Logic Pro X」が比較的安価なこと。
  4. 業界定番のCubaseもMacに対応していること。
  5. パソコンとしての安定感においてもMacが優れていること。

これら5点のメリットを享受できるMacは、DTMに向いた、非常に優れたパソコンだということができます。また、多くの人が利用しているiPhoneやiPadとの相性が良いことも、注目すべきポイントです。

これからDTM向けのパソコンを購入されようとしている方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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