本日は、気鋭のエフェクターブランド・Vivieが送り出す歪み系エフェクター、MINERVAについてレビューさせていただこうと思います。
- Vivie MINERVAの口コミ・評価を知りたい
- Vivieでオススメのオーバードライブについてレビューしてほしい
- Vivie MINERVAの使い方・設定を知りたい
- Vivie MINERVAのサウンドを聴きながら購入を検討したい
もくじ
大村孝佳氏シグネチャーモデルから生まれた1台
今回ご紹介するMINERVAに先立ち、Vivieは、大村孝佳氏のシグネチャーモデルとなるドライブペダル・IRENE66をリリースしています。
これは、「スタジオに常設されているくたびれたアンプを良質なアンプに変えてしまう」というコンセプトのもと、どんなアンプであっても超上質なドライブサウンドを作り出せてしまうという、非常に画期的なエフェクターでありました。
そして、そんなIRENE66を開発する過程の中で行われた、RolandのJC-120、Marshall のJCM900、同JCM2000の徹底分析。これを踏まえて、新しく開発されたのが、このMINERVAだということなんだとか。
基本はシンプルなドライブペダル…?
さて、そんなMINERVA。さっそく、外観を見ていきましょう。
まず、ルックスは、漆黒の筐体に、金色の文字。まるでマーシャルのアンプを思わせるような、見た目からしてしっかりとしたドライブサウンドを奏でてくれそうなオーラが醸し出されています。
そして、そんな筐体には、4つのつまみと、1つの金属スイッチ。
まずはつまみを見ていくと、左から「Level」。これは全体のボリュームコントロールですね。そしてその右横、「Gain」が歪み量のコントロール。そしてその右隣、「Tone」は高域の、いわゆるトーンコントロール。
ここまでは、ごくスタンダードな歪みペダルによくあるつまみだと言えるでしょう。
「真空管らしさ」をコントロール?「Tube」つまみ
そして、ここからがVivieらしさ、MINERVAらしさになってくる、一番右の「Tube」つまみ。
これは、アンプの音響特性をコントロールするつまみです。あえて言えばトーンコントロールの一種みたいな機能なのかもしれませんが、このつまみの面白いところは、個人的に言うならば「真空管らしさ」のコントロールのような役割を果たすところだと思っています。
このつまみを右に回せば回すほど、真空管アンプらしい、ファットなサウンドに切り替わっていき、逆にこれを左に回していくと、シャキッとしたサウンドに化けていく、というようなイメージです。
アンプを選択!「JC/MS」スイッチ
そして、このエフェクターのもう一つのこだわりが、出力するアンプによってサウンド特性を切り替えられる「JC/MS」スイッチ。
これは、自分が使うアンプがJC-120かマーシャル系かに合わせて、サウンド特性を切り替えていくためのスイッチです。「JCかMS(マーシャル)か」という、非常に直感的で分かりやすいスイッチとなっています。
振り返ってみると、ソリッドのコンボアンプであるJC-120と、真空管のスタックアンプであるマーシャルのアンプとは、サウンド特性が全然違いますもんね。そこをエフェクター側のスイッチ一つで合わせつけにいけるというのは、非常に分かりやすくて、良いと思います。
サウンドは…すごい!この色気あるサウンドが、JCで出せるなんて!
さて、そんなMINERVAのサウンド。嫌が応にも期待が高まってきますが、さて、どのようなものでしょうか…。
Vivie “MINERVA” Pedals Review 【VivieのオーバードライブMINERVAを弾いてみた】エフェクター
ぱっと聞いただけで「うわ、かっこいい!」と、目がハートマークになってしまうような、圧倒的な色気あるギターサウンドです。
本当に、真空管アンプをしっかりドライブさせたような歪み方をしていることが、一聴してはっきりとお分かりいただけたのではないでしょうか。
しかも、このドライブサウンドが、他ならぬJC-120から出せてしまっているという…。
サウンドバリエーションも広い!コードの分離感も良好です
まず総論的には、このような「まるで真空管アンプをドライブさせたかのようなサウンド」というのが非常に印象的なわけなのですが、次に各論的に見ていくと、「Gain」つまみの歪み量の可変域の大きさもまた、非常に印象的だったりします。
Gainを上げると、まさに現代的なマーシャルをぐいっとドライブさせたようなハードなサウンドを出すことができる一方で、逆にこれを絞ると、クリーン~クランチのギターサウンドに真空管アンプらしい音の温かみを付加したようなサウンドを作ることができる…。特に「ゲイン0」のときは、ピッキングの強弱で歪み量をコントロールすることもできてしまいます。
また、このエフェクター、Gainの位置にかかわらず、全体的に音の分離が良く、強めに歪ませていてもコード感を失っていないところも、個人的には好印象です。
また、そんな「真空管アンプらしさ」については、Tubeつまみの振り方で細かな調整をすることも可能です。
それほどつまみやスイッチがたくさんあるわけではないのですが、それにもかかわらず、サウンドのバリエーションが相当に広い、というのがこのエフェクターの特徴かもしれません。ピッキングのニュアンスでコントロールする歪み量も含めると、まさにサウンドの可能性は無限大だと言って良いでしょう。
【12/1発売】MINERVA デモサウンド【新製品】
価格は約3万円…安くはないが、それだけの価値がある!
さて、そんなVivieのMINERVAですが、価格は約3万円程度。
一般的なBOSSコンと比べると、決して安くはない価格なのかもしれませんが、この手のブティック系ドライブペダルとして考えると、3万円程度というのは、まだ買いやすい方の価格です。
むしろ、試奏動画を踏まえた上で、これだけのサウンドクオリティが3万円…というのは、むしろお買い得な方なのではないかと思えます。
【まとめ】これはすごい!スタジオ・ライブハウスのおともに、ぜひ一台!
このように、このVivie・MINERVAについては、スタジオやライブハウスに置かれているようなアンプ…それも、どちらかというとくたびれ気味のアンプであっても、これを自分好みのドライブサウンドに作り替えることが出来るという点において、非常に実戦的で、魅力的なアイテムであることが、よく分かりました。
このVivieというメーカー、スタジオやライブハウスで悩んでいるギタリスト・ベーシストの「悩みを解決する」というような、かゆいところに手の届くエフェクターをいつもリリースしてくださっています。
今回のMINERVAについても、スタジオやライブハウスでのギターアンプに困っているギタリストが、これ1台で悩みを解決できてしまうわけですから、本当にすごいメーカーだと、新商品を手にするつど、改めて思わされてしまいます。
「Vivieはいいぞ」。この言葉がSNS等で合い言葉になる理由、よく分かります。
スタジオ・ライブハウスのおともに、ぜひ一台、ご活用くださいませ。
そういったときは、楽器店の下取りに持ち込んでも良いのですが、やはり重たい楽器ともなると、持って行くのも少し面倒だったりするもの。
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