ギタリスト・かとうたかこの音楽ブログ

楽器レビューのほか、音楽をテーマにブログを書いています。

【レビュー】Sago Finger Step ベーシストの「すきま」を埋める。

本日は、ベーシストに向けた、ちょっとした便利グッズのご紹介。Sagoがリリースした、「Finger Step」というアイテムについてレビューしようと思います。

 

えっ?つけるだけでスラップがしやすくなる?

このアイテム、何かというと、「スラップがしやすくなる」というもの。ピックガードに取り付けることで、弦と本体(ピックガード)の距離が縮まり、スラップのプル…すなわち、人差し指等を弦に引っ掛けるプレイがやりやすくなるのです。

 

一般に、スラップのやりやすさは、弦高の低さによるところが大きいのですが、かといってあまりにも原稿を下げすぎると、音がビビったりテンション感に違和感が出たりと、気になるところも多々出てきます。しかし、このFinger Stepであれば、弦高を触る必要がありませんので、スラップ以外のプレイに影響を与えることはありません。

 

両面テープで貼るだけの簡単装着!サイズも見た目もバリエーション豊か

取り付け方は簡単で、このFinger Stepを両面テープで本体に取り付けるだけ。驚くほど原始的な手法ではありますが、この気楽さがまた良かったりするんです。サイズはSとLがありますが、ここはお好みでOKかな、と思います。

見た目については、主要なピックガードを網羅すべく、

  • ホワイトパール
  • ヴィンテージパール
  • 茶べっ甲
  • 赤べっ甲
  • ブラックパール
  • ミントグリーン

の7種類のカラーバリエーションがあります。ベースのピックガードと色を合わせれば、遠目にはこれを装着しているのがわからないくらいにカモフラージュすることもできますし、逆にあえて違うカラーのものをつけることで、ルックスにインパクトを出すこともできます。

 

価格も1,000円前後とお安め。軽い気持ちで買うことができる価格です。

 

つけてみると…本当にスラップがしやすい!

さて、このFinger Step、私も手持ちのベースに装着しているのですが、まさに前述のとおり、非常にスラップがやりやすくなります。「弦と本体の間の距離が少し縮むだけで、こんなにプルがしやすくなるのか…」と、軽い感動を覚えるくらいです。

 

また、軽い力でスラップができるようになりますので、速いフレーズにも対応できるようになるなど、プレイアビリティ面でのメリットは非常に大きいと感じます。

 

スラップに苦手意識を持つベーシストは、このFinger Stepを通じてスラップに慣れてゆき、やがてはこれなしでもスラップができるようになる…というふうな、たとえて言うなら「逆上がり練習用の補助台」みたいな使い方もできるんじゃないかな、と思います。

 

両面テープの張り方とデザインには気をつけよう

あえて1点、注意をするとすれば、両面テープの貼り方ですね。「演奏中に剥がれないように」と、つい粘着力の強いテープで貼りたくなってしまうところですが、後ではがすときのことを考え、はがしやすいテープをつけておくのも一手かもしれません。特に下取り査定を気にする方は要注意ですね。

 

あと、ピックガードのカラーリングから見ても分かるとおり、基本的にはトラディショナルなプレベ、ジャズベ等への装着が想定されているようで、たとえば昨日紹介したLAKLANDのSK-4DXのようなピックガードレスのベースだと、見た目的にうまくフィットしないかもしれません。

 

とまあ、細かい注意点はいろいろありますが、総じてみると、Sagoらしいアイデアに満ちた、面白いアイテムです。

 

Sagoさんも言っていますが、これがホントの「すきま」商品。スラップに悩むベーシストの方、ぜひ導入を検討してみてください。