なかなか、驚きのニュースでしたよね。
ベーシストにとってはおなじみの、SAMSAMP BASS DRIVERから、LUNA SEAのベーシスト・Jシグネチャーとなるモデルが発売されました。
その名も、「SAMSAMP BASS DRIVER DI-J 」。本日は、こちらについて見ていこうと思います。
- LUNA SEA・Jモデルのサンズアンプについて、評価・口コミを知りたい
- SAMSAMP BASS DRIVER DI-Jの音作りについて聞きたい
- なぜJモデルのサンズアンプが通常版と同じ設計なのか聞きたい
もくじ
SANSAMP日本人初のシグネチャーはJモデル!
ベーシストにとっては、すっかりおなじみのペダルと言って良いでしょう、サンズアンプ・ベースドライバー。
プロ・アマ問わず、多くのベーシストに愛用されている定番のプリアンプ・DIで、これまでにもさまざまなバリエーションがリリースされています。


そんなサンズアンプ・ベースドライバーの愛用者の一人が、LUNA SEAのベーシスト・J氏。その存在感とパワフルなベースプレイは、多くのフォロワーを生み出しており、彼のシグネチャーモデルとなるベースも、多くのプレイヤーに支持されています。


今回、サンズアンプが日本人初のシグネチャーモデルを作るにあたって手を組んだのが、このJ氏でした。
マリア像が描かれた筐体とアクリルプレート
さて、そんなJシグネチャーモデルのサンズアンプ・ベースドライバー。まずは外観をみていきましょう。
黒地の筐体に黄色い文字…というのは、サンズアンプシリーズの定番であるデザインで、ここは基本的には踏襲されているのですが、そこに描かれているのが、Jのトレードマークであるマリア像。

このマリア像は、たとえばJ氏がライブで使っているアンプ・キャビネットにも描かれていたりするので、ファンにとってはおなじみですよね。
そんなマリア像が全面に出ているだけで、まずは特別なオーラが感じられます。
そして、このJモデルに特別に用意されたものが、筐体の上にかぶせるアクリル板。これは筐体の保護にも使えますし、自分の設定を書き込むメモとしても使えますし、アイデア次第でさまざまな活用方法が見いだせそうですよね。
ちなみにそのアクリル板には、J氏のサインと、キャッチフレーズと言って良い「WUMF」の4文字も刻まれています。
サウンド面はあえて従来の「Ver.2」と同様
そして、気になるサウンド面なのですが、こちらはまず公式サイトにある、J氏のインタビューを見てみましょう。
今回、シグネチュア・モデルを作るにあたって、中身の回路を変えませんか、という提案もされたんだよ。でも今までずっと使ってきて、自分の中ではこれでサンズアンプは完成しているっていう感覚なんだ。
SANSAMP X J │ BASS DRIVER DI-J
つまり、Jモデルのサンズアンプ・ベースドライバーについては、サウンド面については手を加えず、通常モデルと同様になっている、ということ。
そして、それは他ならぬJ氏自身のこだわりである、ということ。
ですので、スペック的には通常モデルと同様、ということになり、具体的には、MIDつまみが搭載された最新のサンズアンプ・ベースドライバーである「Ver.2」が踏襲されている、ということになります。
ですので、サウンド面でのレビューとしては、当ブログの過去記事が非常に参考になるのではないかと思います。

従来のサンズアンプ・ベースドライバーは、かなりのドンシャリ感がありましたが、このVer.2は、そこが少しマイルドになり、ロック以外のジャンルでも積極的に使っていける幅広さを有しています。
【まとめ】Jファン必見のペダルです
今回ご紹介した、SAMSAMP BASS DRIVER DI-J。日本人初のシグネチャーモデルということで、Jファンはもちろん、多くのベーシストにとって注目の一品になるのではないかと思います。
サウンド面については従来モデルと変更はありませんが、それは決して手抜きとかではなく、J氏の強い意向でそうなっている、というのも興味深いポイントです。
ちなみに価格想定価格は39,600円とのこと。通常版のVer.2が3万円強と考えると、少しだけ割高ではあるのですが、ファンにとっては必見の、プレミアム感漂うサンズアンプ・ベースドライバー。
近々、市場に出回ると思うので、ぜひご注目くださいね!