ギターエフェクター

【レビュー】Vivie ATHENA 究極のディストーションが、今ここに。

本日は、気鋭のエフェクターメーカー・Vivieが送り出すディストーション、ATHENAについてご紹介させていただこうと思います。

この記事はこんな人にオススメ

  1. Vivie・ATHENAの評価・口コミを知りたい
  2. Vivie・ATHENAの使い方について教えてほしい
  3. Vivie・ATHENAのサウンドを聴きたい
  4. ATHENAとMinervaを比較して検討したい

ルーツは大村孝佳氏シグネチャー「IRENE66」

最近何かと話題のエフェクターメーカー・Vivie。ギタリスト・ベーシストならではの視点で作られた、高品質なエフェクター。プロモーションのうまさもあって、今、もっとも勢いのあるメーカーの1つだと言っても過言ではないでしょう。

そんなVivieの人気商品が、大村孝佳氏のシグネチャーモデルであるディストーションである「IRENE66」。

【レビュー】Vivie IRENE66 極上の歪みを、いつでも、どこでも。本日は、Vivieの歪み系エフェクター、IRENE66についてレビューさせていただこうと思います。 多くのファンを抱え...

この「IRENE66」は、スタジオやライブハウスに常設された、くたびれたアンプであっても自分のサウンドが出せるように…とのコンセプトで設計された歪みペダルなのですが、これの開発過程において、Vivieは数多くのアンプを研究しました。

「MINERVA」と「ATHENA」

その中で生まれたのが、先日当ブログでも紹介した「MINERVA」と、今回紹介する「ATHENA」なのです。

【レビュー】Vivie MINERVA どんなアンプも、極上のドライブサウンドに。本日は、気鋭のエフェクターブランド・Vivieが送り出す歪み系エフェクター、MINERVAについてレビューさせていただこうと思います。 ...

MINERVAは、IRENE66をルーツとしつつも、どちらかというとオーバードライブ系の歪みなわけなのですが、このATHENAはそれと対をなす、ディストーション系のエフェクターという位置づけになっています。

つまみ4つのシンプルなエフェクター

さて、このATHENA。早速、機能を見ていくことにしましょう。

まず、外見なのですが、筐体サイズはMINERVAやIRENE66と同様の、少し大きめなサイズ。Vivie名物の「動物のイラスト」は、このATHENAにおいては鳥が描かれています。

そして、つまみはMINERVAと同様の4つ、という形。このあたりは、兄弟機のMINERVAと同様、シンプルな設計になっていますね。

そのつまみの機能を見ていくと、音量をコントロールする「Level」、歪み量をコントロールする「Gain」、そして「Lo」と「Hi」の2バンドイコライザー。こうやってみると、きわめてオーソドックスな歪みエフェクターだと言うことができそうです。

Vivieならではの個性もあるよ

ただし、そんなふうに「オーソドックスな歪みペダル」で終わらせないのが、このVivieのVivieたるゆえん。

このATHENAの大きな特徴だと言えるのが、出力するアンプに応じてサウンドを切り替えられる「Amp Select」スイッチ。このスイッチは、サウンドの傾向を「JC-120向け」にするか「マーシャル系向け」にするかを切り替えることができるというものです。

もともとこのエフェクターの設計に当たっては、数多くのアンプのサウンドが研究されてきたという背景があるのですが、こうした機能があるのも、そうした背景に基づくものなのかもしれませんね。

そして、イコライザーについても、単なる「Hi」「Lo」ではなく、つまみの下に「Tube Adjust」という文字が見えます。これはつまり、「真空管らしさの調整」ということ。単なるトーンコントロールというよりは、真空管アンプが持つ「音の温かみ」を、これらのつまみを活用して作り出していこう、というようなイメージで理解しておくと良さそうです。

サウンドは…超気持ちいいハイゲインサウンド!

さて、そんなATHENAのサウンド、聴いてみることにしましょう。


Vivieの売れ筋エフェクターを弾いてみた! “ATHENA”+”DolphinDeverb”+”CLIONE” 【Pedals Review】

一言で言うなら「最高に気持ちいい、ハイゲイン系のブティックアンプを思わせるサウンド」です。かなりのサウンドの厚みを持ちながら、極端に重たくなりすぎることのない、ジューシーな歪みです。。

ソロからバッキングまで、さまざまなプレイにおいて活用できそうな、非常に使い勝手の良いディストーションだと言えそうです。

そして、このディストーション、ゲインを絞ると、かなり良い塩梅のクランチサウンドになります。「普段はハイゲインを弾くけど、たまにブルースもやりたい」というようなギタリストさんには、まさにピッタリです。


【Guitar Distortion】ATHENA DemoSound

MINERVAとATHENA、どっちを選ぶ?

さて、このATHENA、兄弟機であるMINERVAとの違いはどうなのでしょうか?

どちらもブティックアンプを指向したサウンドを目指していると言う点においては一緒なのですが、MINERVAはそんな中でもオーバードライブ系、ATHENAはディストーション系ということで、歪みの量には結構な差があります。

ローゲインを楽しみたい方はMINERVAが合っているでしょうが、ハイゲインサウンドでガンガン押していきたい人はATHENAがピッタリ。

ただし、MINERVAのゲインを上げきっている状態や、ATHENAのゲインを下げきっている状態などは、逆のエフェクターのサウンド特性にかなり近いことができたりする汎用性も同時に持ち合わせていたりします。

だからこそ、この2つ、かなり迷うんですけどね。

ちなみに価格も、これら両者、ほぼ同じ3万円強くらいです。BOSSのエフェクターと比較すると高く見えますが、ブティックアンプを再現している系の歪みペダルとしては、比較的お値頃な方であるとも思います。

【まとめ】究極のディストーションが、今ここに。

このように、このVivie ATHENAについては、Vivieの「アンプサウンド徹底解析」により、ハイゲインなブティックアンプのサウンドを、簡単に作り出せてしまうことが、大変よく分かりました。

バッキングからギターソロまで、そしてゲインを下げればブルースなどにも持ち込めてしまう、そのサウンドの懐の広さは、ギタリストにとってのマストアイテムだと言っても過言ではないかも知れません。

同様の特性を持つ、同じVivieのMINERVAとは、弾き比べてみるとかなり迷いも生じそうですが、ここはシンプルに「歪み量がどれくらい必要か」という視点だけで選択すれば問題なくベストバイの商品に行き着けそうな感じですね。

これぞ、究極のディストーションですね。

本当にVivie、素晴らしいメーカーです。やはり、Vivieはいいぞ…!

ギター買取人気ランキング
ところで、新しい楽器を購入するにあたって、不要な楽器を売って資金の足しにしたり、あるいは単に使わなくなった楽器を売却したりしたいときって、あると思います。

そういったときは、楽器店の下取りに持ち込んでも良いのですが、やはり重たい楽器ともなると、持って行くのも少し面倒だったりするもの。

そんなときにオススメなのが、ネットからも申し込める楽器買取店

楽器の買取屋さん
1.全国どこでも無料出張!しかも最短即日30分で即現金!
2.ギター買取以外にもベースやギターなどどんな楽器でも買取可能!
3.宅配買取でも送料・手数料完全無料!

電話でもネットでも申し込みができ、最短30分で楽器を現金化できるという圧倒的なスピードが魅力的。

また、査定も楽器のプロが行いますし、全国対応の安心感もあります。
楽器の下取り・買い取りを検討されておられる方、ぜひネットからの楽器下取り・買い取りにチャレンジしてみてください!
評価
名前楽器の買取屋さん
特徴出張買取・即日対応・宅配買取・全国対応
詳細ページ公式ページ

楽器の買取【バイセル】
1.バイセルの出張買取は各種手数料が無料!
2.送料無料!箱に詰めて送るだけ♪バイセルの宅配買取
3.楽器以外の時計やブランド品も買取しています。

ギター・管楽器・弦楽器など経験豊富なスタッフがしっかりと状態を確認します。
評価
名前バイセル
特徴出張買取・即日対応・宅配買取・店頭買取
公式ページ
ABOUT ME
かとうたかこ
気がつけば、ギター・ベース歴は20年。ギターなどの楽器と音楽をこよなく愛する社会人のブログです。更新情報はTwitterやFacebookでも発信しているので、ぜひ下のTwitter・Facebookアイコンからフォローしてください!