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ベースエフェクター

【レビュー】aguilar Tone Hammer ベースサウンドを、上質に仕上げる。

今回も、ベースのプリアンプを紹介してみたいと思います。本日は、aguilar(アギュラー)のプリアンプ、Tone Hammer(トーンハンマー)です。

多くのベーシストに愛用されているこのプリアンプ。果たして、どのような機能とサウンドなのでしょうか…早速、見ていくことにいたしましょう!

この記事はこんな人にオススメ
  1. 上質なベースサウンドを作り出せるプリアンプが欲しい
  2. ヴィンテージ系のベースを持っており、原音重視で音作りをしたい
  3. アギュラーのプリアンプについて詳しく知りたい

デザインからして上質な雰囲気

アギュラーといえば、ベースのピックアップやプリアンプなどで知られています。

このTone Hammerは、アクティブベースの内蔵プリアンプとして知られる「OBP-3」を、ストンプボックスとして使えるようにアレンジしたものだ、ということです。

なんというか、デザインからして上品な、上質な感じがしますよね。とっても好印象です。

原音に味付けしていくタイプのサウンド

さて、気になるサウンドの方は…。


Aguilar Tone Hammer Review

聞いていただいてよくお分かりいただけたかと思いますが、原音の良さをそのままに、そこにある種の「艶」のようなものを乗せて味付けした、非常に上品なサウンドに仕上がっています。

先日紹介した、DarkglassのB7Kとは、ある種対極にあるプリアンプかもしれませんね。

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B7Kは、いい意味で「B7Kの音」に仕上げていく感じでしたが、こちらTone Hammerは、とにかくベースの素材を重視で、原音をいい感じに味付けするタイプ、といったところでしょうか。

要はローミッド!ジャズベースとの相性抜群

ですので、ベース本体の質が高ければ高いほど、よりサウンドが活き活きとしてくるわけですが、とりわけジャズベースとの相性が良い印象があります。

とにかくこのプリアンプの要は、いかに中域…それもローミッドのあたりを、いかに音作りしていくかということにあると思います。

ベースの音を印象づける上で、一番印象的なのが、ローミッドの音。

そこをどう効かせるかですが、このTone Hammerは、「Mid Freq」つまみで、Midの効かせるポイントを変えることができるので、お持ちのベースの特性、そしてバンドサウンドの特徴に合わせて、自分のベースサウンドをコントロールしていくことができます。

このプリアンプは、クリーンと歪みとの2チャンネル構成です。aguilarといえばクリーンの上質なサウンド、というイメージがあるかもしれませんが、意外とこの歪みも使いやすいので、こいつを1台持っているだけで、オールラウンドに活躍できそうな印象はあります。

また、XLR端子も有しており、DIとしても使えるなど、実戦での使い勝手も抜群。

電源周りは要注意!18Vの強みを活かそう

さて、このトーンハンマーですが、扱う際の注意点として、電源関係が挙げられます。

このトーンハンマー、電源が18Vということで、標準的な9Vアダプターが使えません。電池駆動させることもできますが、その場合、9V電池が2個必要。

一見、ややこしそうに見えますが、その分、電源周りにはゆとりがありますから、それがサウンドの余裕・上質さに効いている面も大いにあります。なので、面倒がらずに、この18Vの電源、しっかり確保してあげてくださいね。

かとうたかこ
かとうたかこ
ちなみに、フェンダーUSAのモダン系ベースでは、本体プリアンプが18V仕様だったりするんですよね。
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価格は2万円台!コスパも含めて総合力抜群!

そして、最後に、このトーンハンマー、価格についてもお話ししておかなければなりません。

これ、なんと、実売価格2万円台なんです。

先述のDarkglassのほか、サンズアンプのベードラなどと比較するまでもなく、プリアンプ全体の中で見てもかなり低廉な価格帯に属します。

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なのに、サウンドクオリティについては、これらに全く引けを取りません。音作りの方向が大きく違いますが、ハマる人にとってはこれ以上無いプリアンプだと言えるでしょう。

ベースのプリアンプ市場、非常に熱いですね。魅力的なアイテムが多くて、ホント目移りします。

 

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かとうたかこ
気がつけば、ギター・ベース歴は20年。ギターなどの楽器と音楽をこよなく愛する社会人のブログです。更新情報はTwitterやFacebookでも発信しているので、ぜひ下のTwitter・Facebookアイコンからフォローしてください!