ギタリスト・かとうたかこの音楽ブログ

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【レビュー】Roger Mayer Voodoo Bass Classic…亀田誠治の音は果たして出るのか?

本日は、ベース用歪みエフェクターの定番の1つ、Roger MayerのVoodoo Bass Classicをご紹介します。 

 

 

あの亀田誠治氏も使うエフェクター

Voodoo Bassといえば、あの亀田誠治氏が使っていることでもよく知られたエフェクター。亀田誠治シグネチャーモデルなんてのもあります。

 

 

亀田誠治氏の音と言えば、もちろん曲によって使い分けてはくるのですが、全体的には、歪んだ中にも一本芯の通った、あのぶりぶりのサウンドを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

 

実は…結構強く歪みます

で、このVoodoo Bassを使うと、どのような音になるのか、ということですが、基本的には結構強く歪んで来ます。

 

設定としては、「Gain」「Tone」「Output」の3つのスタンダードなつまみ。非常に分かりやすいですね。

 

まず、この「Gain」、これが結構歪みます。12時より上にしまうと、ほとんどファズのような歪み方をするんですね。

 

ですので、サウンドの味付け的に使うのであれば、ここは9時くらいに抑えておいても大丈夫。この状態でもまあまあ歪むのですが、アンサンブルに混ぜれば、結構いい感じに抜けてきます。

 

ちなみに、高出力なピックアップだと、おそらくゲインゼロでも歪んでしまうと思います。亀田氏は基本的に高出力なベースは使わない(ヤマハの亀田誠治モデルも出力を抑えたピックアップが載っている)ので、そこが気になる方は、ベース本体の方を持ち替えてみるのも一手でしょう。

 

トーンの方は、ギラギラとした音でいきたいときは、12時を少し超えるくらいの設定にすれば良いと思います。個人的には12時ジャストから少し抑えたくらいが好きなんですけどね。

 

これだけでは「亀田誠治の音」にはなりません

さてさて、これは亀田誠治氏もよく言っていることなのですが、このVoodoo Bassを使っただけでは、そう簡単には「亀田誠治の音」なんてのは出ません

 

言うまでもなく、あの音は、ピッキング、フレーズ、ベース本体をはじめとしたその他の機材がすべてそろって、初めて具現化しているもの。

 

ですので、このエフェクター1個だけでそこを実現するというのは、やはり難しいのです。

 

ただ…普通に使えるエフェクター

ただ、それはそれとして、このエフェクターは、はっきり言って、先入観なく、普通にとっても使える一品であるというのは事実。

 

ベースの音はしっかりぶりぶりしてきますし、アンサンブルにほどよくなじむベースの音というのは、これで作り出すことが可能。設定をミスるとかなり暴れてしまうので「使い勝手が良くない」と誤った評価をされることがありますが、ゲインを抑えめにすれば、相当に艶やかで、かっこいいベースの音を響かせることができます

 

亀田誠治ファンのテンションアップにも効果的!

それらに加えて、「亀田誠治と同じエフェクターが足下にある」というのは、特にファンの方にとっては、テンションが上がる話ですよね。

 

ということで、亀田誠治氏ファンはもちろんのこと、個性的なベースサウンドを作り出したい方にも、ぜひ、お試しいただきたい一品だと思います。