ギター

【レビュー】Gibson SG Special Faded 2017…圧倒的な価格のギブソンギター。

本日は、ギブソンの、SG Special Faded 2017について、レビューをしようと思います。

この記事はこんな人にオススメ
  1. お手頃価格でギブソンのギターを手にしたい
  2. Fadedシリーズの特徴について知りたい
  3. Gibson Fadedシリーズのサウンド面について教えてほしい

SG Specialというギター

SG。レスポールやフライングVと並ぶ、ギブソンの主力エレキギターの1つです。

その中でも、この「SG Special」というモデルは、位置づけとしては、一般的なSG Standardの廉価版というところにありまして、各種の装飾パーツなどが省略・簡略化されつつも、SGのサウンドを気軽に楽しめるように、というコンセプトがあります。

最初期のSG Specialこそ、ピックアップはP-90タイプが採用されていましたが、現在はピックアップカバーのない、オープンタイプのハムバッカーが搭載されているのが一般的です。

ピックアップカバーについては、サウンド面への影響もさることながら、ギターの見た目にも結構なインパクトを及ぼします。個人的には、カバーレスの方が好きなので、実はこのSG Special、廉価版云々を抜きにして、好印象だったりします。

そして、スタンダードなSGのポジションマークは、ブロックインレイなのですが、SG Specialについてはドットインレイ。これ、コスト削減の一環らしいのですが、フェンダーのストラト・テレキャスに慣れている人は、こちらの方が見やすいのかもしれませんね。

圧倒的な安さ!SG Special Faded

さて、そんな中、今回取り上げている、SG Special Faded

こちら、とにかく目を引くのが、価格です。なんと実売価格は10万円を優に下回る、おおむね7~8万円程度で入手することが出来るのです。

一昔前まで、ギブソンのギターといえば高嶺の花というイメージがあり、そのイメージは現在も変わりはしないのですが、そういった中で、このような、手にしやすいギブソンのギターが存在するというのは、非常に衝撃的です。

といっても、この世の中、価格が下がっているということは、それ相応の理由があるというところ。どのあたりのパーツで低価格化を実現しているのでしょうか。

独特な「木の雰囲気」

まずひとつ、塗装のフィニッシュがサテン仕上げになっています。この点、コストカットという評価もあるのかもしれませんが、同時にこの仕上げのおかげで、ギターの「木」の要素を、非常に強く感じられます。ここはぜひ、現物をご覧になっていただきたいな、と思います。

なお、この塗装については、傷みが出やすいという弱点もあるようです。もっとも、そうした傷の部分も含めてロックギター、と割り切ってしまえば大丈夫かもしれません。

ネックは…メイプル?

次に、ネックです。一般的なSGは、マホガニーネックのローズウッド指板、というイメージかと思いますが、SG Special Fadedは、メイプルネックなんです。これをローストして、ローズウッドっぽく仕上げている、というわけなんですね。

このネック部分は、サウンドへの影響がありまして、一般的なSGよりも少しハイが立った、トレブリーなサウンドになっている面があります。

とはいえ、SGというと、レスポールと比べると元気なサウンド、というイメージがありますので、そういったイメージにはむしろ合っているのかもしれませんね。


Gibson SG Faded T 2017 WB E-Gitarren-Review von session

コストダウンを感じる面も…

個人的にコストダウンを一番強く感じるのは、実は個々の仕様の違いというよりは、全体的な作りの甘さかなあ…というふうに思います。

個体差もあるようですが、全体的に作りが荒い箇所が目立ちます。購入される際は、ぜひ現物をしっかり試奏して、個体のクオリティに納得がいくかを、しっかりチェックした方がいいかもしれません。

まとめ

このように、Gibson SG Special Faded 2017は、ギブソン製とは思えない大バーゲンセールのギターなわけなのですが、仕様などを細かく見ていくと、一般的なSGをベースに、細かいところを仕様変更して、手の届きやすい一本にした、というイメージですね。

正直、スタンダードラインのギブソンと比べると、さすがに少し厳しいかな、と思いますが、一方で、SGらしさはしっかり感じられるギターですし、何よりこの価格で「Gibson」ロゴが手に入るのは非常に魅力的です。

初心者の方はもちろん、中級者以上の方のバリエーションとしても、面白いギターだと思います。2017年モデルではありますが、今でも普通に新品を店頭で見かけることもありますし、ぜひぜひ、ご検討くださいませ。

 

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