ギタリスト・かとうたかしの音楽ブログ

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【レビュー】Taylor Academy 12e 即戦力必至のテイラー入門機!

本日は、アコースティックギター系のレビューです。Taylor(テイラー)の「Academy 12e」というギターについて書いてみようと思います。

 

 

Taylor Academyシリーズのコンセプト

テイラーといえば、ギター業界では比較的新しい方のメーカーではあるのですが、今やマーチン、ギブソンに並ぶアコースティックギターの一大ブランド。弾きやすさ、扱いやすさに定評があります。

 

今回紹介する、この「Academy」シリーズは、テイラーの中ではエントリーモデルに属します。

 

コンセプトとして「初心者の方がギターをあきらめてしまわないように」というのを掲げており、

  • スケールが短く、適度なテンション感で弾きやすい
  • 弦高が一般的なアコギと比べて低く、バレーコード等が押さえやすい

といった点が大きな特徴かと思います。

 

たとえば、私は普段は主にエレキギターを弾いているのですが、それゆえアコギの弦高の高さが少し苦手。そんな人にとっても、このAcademyシリーズは、非常に扱いやすく感じます。

 

「e」モデルはエレアコ!チューナーも便利

また、この「12e」というモデルは、プリアンプがついているエレアコ(ちなみに、型番が「12」のみのモデルは、12eより2万円ほど安いのですが、プリアンプなしのアコギになります)。「ES-B」というピックアップシステムでして、コントロールは「ボリューム」と「トーン」のみのシンプルさながら、テイラーらしさあふれるサウンドを出力してくれるので、ライブの場で大活躍することが見込まれます。

 

ちなみにこのプリアンプ、しっかりチューナーも内蔵してくれています。これ、地味に便利なんですよね。特にチューナーを出すことすら面倒に感じる自宅練習時、大助かりします。

 

ボディですが、スプルース単板のトップに、サイドバックがサペリです。また、ノンカッタウェイモデルですので、ソロギター系の方というよりは、弾き語りの相棒として使う方が一般的かなあ、と思います。

 

扱いやすいギターの、きらびやかなサウンド

さて、サウンド面、いかがでしょうか。

 

 


Taylor Academy 12e Review

 

聞いてみると、きらびやかなサウンドといいますか、どちらかというと低音を響かせるというよりは、高音の方に寄ったサウンド、というイメージを持たれる方が多いかもしれません。

 

このギター、一般的なアコギより少し小さめ、スケールも短めに作っているためか、サウンド面に関して言うと、少し高域よりというか、軽めのサウンドになっている印象です。

 

ただ、これはギターの扱いやすさとのトレードオフになっているところでもありますし、軽めのサウンドであるがゆえの扱いやすさというところもありますので、この点をネガティブにとられる必要性は、わたしは全くないと思っています。

 

このギターに限らず、テイラーのギターといえば、全体的にサウンドの扱いやすさが特徴。そういった意味では、このAcademy 12eは、まさにテイラーらしいギターだと言えると思います。

 

まとめ…お買い得なテイラー入門機

さて、このギターなのですが、お値段は実売価格で10万円弱くらい。

 

生産がメキシコでなされているという点もあって、テイラーのギターとしては相当にお求めになりやすい値段になっていると感じます。

 

これまで、10万円以下でテイラーのギターを手にするのは、正直、なかなか難しかったですからね。そういった意味でも、このAcademy 12e、意欲作だと思います。

 

初めてのギターとしても、エレキ派の人が手にするギターとしても、そしてテイラーを1本持ってみたい人にとっても、万遍なくオススメできるアコギです。

 

とりわけ、アコギに苦手意識を持つ前に弾いていただくと、アコギのことが大好きになるでしょうし、もしも苦手意識を持ってしまった後だったら、その苦手意識を払拭するためにお役に立つこと間違いなし。

 

ぜひ、さまざまな人に、試していただきたいなあ、と思います。