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【レビュー】Vivie OwlMighty II 「オールマイティー」なベースプリアンプ。(2022年2月更新)

本日は、話題のVivieがお送りするベースプリアンプ、OwlMighty IIについてレビューいたします。

(2022年2月追記)初代のレビュー記事を、現行モデルである「OwlMighty II」のレビュー記事になるようにリライトしました。

この記事はこんな人にオススメ
  1. Vivieのベース用プリアンプに興味がある
  2. ナチュラル指向だけど時には激しく歪んだベースサウンドが欲しい
  3. コンプ付きのお手頃なベース用プリアンプが欲しい
  4. 話題のOwlMighty IIについて、サウンドへの評価が聞きたい

 

ふくろうが描かれたベースプリアンプ

Vivieといえば、プロ目線で考え、作り込まれた高品質なエフェクターと、Twitterでのウィットに富んだ投稿とで非常に有名な、今、最も勢いのあるエフェクターメーカーです。

そんなVivieが送り出したベースプリアンプが、この「OwlMighty II」です。

「Owl」(オウル)とは、「ふくろう」のこと。サンズアンプのBassDriverやMXRのM80 Bass D.I.+と同様の、ベースプリアンプとしておなじみの横長筐体には、眼光鋭いふくろうの絵が描かれています。

そして、そんな「Owl」の語感を活かしたと思われる名称が「OwlMighty」。「オールマイティー」と読めてしまうわけですね。この名称もまた、ウィットに富んだものだと思います。

コンプレッサーつきのプリアンプ、まずはクリーンから

さて、そんなOwlMighty IIの仕様を、少し見ていくことにしましょう。

まず、筐体には、左右に2つのフットスイッチがついています。

まず、右側のスイッチが、プリアンプのオン・オフ切り替えです。これをオンにすると、このOwlMightyで音作りができるようになります。

右側のスイッチだけをオンにしている状態が、クリーンチャンネルでして、このときに効いているのは、

  • Clean Level
  • Comp
  • Bass、Mid、Mid Freq、Hiのイコライザー

の各つまみです。

ここで特筆すべきは、なんといっても、「Comp」つまみ。

そう、このOwlMighty II、なんとプリアンプでありながら、同時にコンプレッサー機能も搭載されているのです。1台で2度おいしい、とってもすごいやつです。

コンプは1つのつまみで効きをコントロールするだけなので、細かく設定を追い込んでいきたいタイプのベーシストさんには物足りなさがあるかもしれませんが、仕上げのレベル調整だけに使うのであれば、これで十分。むしろ足下をスッキリさせられるメリットが、非常に大きいと感じます。

歪みの質を変えられるドライブモード

そして、左側のスイッチ…こちらには、「Drive」と書いてありますが、こちらをオンにすると、その名のとおり、ドライブモードに切り替わります。

このスイッチをオンにしているときには、

  • Drive Level
  • Gain
  • Blend
  • Color

の4つのつまみも効くようになります。

Drive Levelは音量、Gainは歪み量というのはすぐに分かります。そして、Blendも、歪み系ベースエフェクターでは定番になっている、原音とエフェクト音のミックス具合をコントロールするものなので、割と直感的に理解できるところでしょう。

こちらで興味深いのは「Tone」つまみです。左に回しているとナチュラル系の自然な歪みに、右に回しているとファズに近い歪みにと、歪みの質が変わってくるのです。薄がけしたいときには左に、ベースソロで激しく暴れたいときには右に、みたいな使い方が基本になってくるでしょう。

サウンドは…全体的にナチュラル指向。ベース本体の味を活かす設定に

さて、そんなOwlMightyのベースサウンド、どんなものでしょうか。

まず、クリーンチャンネルの印象としては、ベース本体のポテンシャルをしっかり引き出す、ナチュラル指向のサウンドが非常に印象的です。

サウンドがしっかり持ち上がっている状態を基本に、ミッドフリケンシーつきのイコライザーで音作りをかなり追い込んでいくことが出来ます。上品なサウンドを得意としているイメージですが、ドンシャリサウンドも結構派手に作ることができるので、いろんな人に、幅広くお勧めできるのではないでしょうか。

そして、ドライブサウンドですが、こちらは「Color」つまみを右に振ると、相当インパクトのあるドライブサウンドになっている印象を受けますね。強く歪ませてピック弾きなんかをすると、相当にハードな演奏ができるのではないかと思います。

そして、どのチャンネルにおいても、コンプを使って、サウンド全体の最終調整ができるのが、このOwlMightyの便利なところ。このコンプがプリアンプに搭載されているというのは、本当に、便利です。

コンプ付きのベースプリアンプで3万円弱は相当におトク

そして、このOwlMighty IIを語る上で、もう1つ外せないポイントが、価格

価格は概ね税込み30,000円弱程度でして、ベース用プリアンプとしては比較的安価な部類に入ります。プリアンプとしての品質も極上な上、コンプまでついていることを考えると、コレは相当にお買い得です。

もちろんこのOwlMighty II、「安いから買う」というような品質のものでは全くありませんが、これだけの高品質でこの価格というのは、他のベース用プリアンプではほぼ太刀打ちできない、究極のコストパフォーマンスを誇ると言っても過言ではないと言えるでしょう。

【まとめ】その名のとおり「オールマイティー」なプリアンプ

このように、サウンドのクオリティが非常に高い上、歪み系エフェクターとしても使え、さらにはコンプ機能まで搭載しているにもかかわらず、3万円弱で購入できてしまうという、圧倒的なコストパフォーマンスまでもを備えているのが、このVivie OwlMighty II。

「オールマイティー」と名乗るにふさわしい、圧倒的な万能プリアンプです。

Vivieのエフェクターは、1つ1つが素晴らしい品質と個性を有しているのが大きな特徴ですが、このOwlMighty IIは、その中でもとりわけ、圧倒的な商品力です。

ベーシストの方、ぜひぜひ、積極的に活用してみてください!

ABOUT ME
かとうたかこ
気がつけば、ギター・ベース歴は20年。ギターなどの楽器と音楽をこよなく愛する社会人のブログです。更新情報はTwitterやFacebookでも発信しているので、ぜひ下のTwitter・Facebookアイコンからフォローしてください!