本ブログでは初めての試みとなる、おすすめの機材一挙紹介シリーズ。
今回は、ベース用プリアンプについて、私の独断と偏見でおすすめの機材を5点、まとめて紹介させていただきます。
- ベース用プリアンプ、どれを買うか迷っている
- 主なベース用プリアンプについて、その概要を知りたい
- おすすめのベース用プリアンプを教えてほしい
(2022年1月追記)直近の記事ラインナップにあわせてベスト5を再編成するなど、記事に所要のリライトを行いました。
もくじ
原音を超上質に!aguilar Tone Hammer
まずはこれ、アギュラーのトーンハンマーです。
こちらの記事でも触れておりますように、とにかくこのプリアンプ、原音重視で、原音のおいしいところをしっかり引き出してくれるプリアンプです。
とりわけ、ジャズベースとの相性が良いように感じます。上質なパッシブのジャズベースを、指弾きで弾くタイプのベーシストさんは、これを使っておけば間違いなしでしょう。
価格も2万円台と、最近のハイエンド指向の中にあって、比較的お求めになりやすい価格帯の商品だと思います。
個人的には、迷ったらコレを買っときゃ間違いなし!だと思います。

原音重視派から激歪み派まで!BOSS BB-1X
次にオススメなのが、こちら、BOSSのBB-1Xです。
こちらも、どちらかというと原音重視派にオススメなのですが、前述のアギュラーと違い、こちらはデジタル回路。
この業界、どうしてもアナログが好まれる傾向に強いように感じるのですが、そこはBOSS、デジタルの良さをフル活用して、非常に扱いやすい機材に仕上がっています。
ゲインが控えめのときには原音重視のプリアンプとして機能しつつ、ゲインを上げていくと、かなり凶悪な歪みエフェクターとしても使えてしまう…。このあたりの二面性が、このBB-1Xの特徴ではないでしょうか。
そして、BOSSのコンパクトエフェクターの筐体が用いられている、というのは、現場での使い勝手としては非常にありがたい話。ボードにも組み込みやすいですし、大柄になりがちなベースプリアンプ界隈において、扱いやすいサイズ感です。
アギュラーはハイエンド系のベースとの相性が良さそうですが、こちらは初心者向けも含めて、どんなベースと合わせても、そしてどんな音楽ジャンルと合わせても使っていけそうな懐の深さが魅力です。価格も1万円台と、アギュラー以上に買いやすいですしね。

ロック系ベーシスト必携!SANSAMP BASS DRIVER DI Ver.2
ベーシストなら知らない人はいない、ベース用プリアンプの帝王といっても良いでしょう。サンズアンプのBASS DRIVER DI。現在、新品で買おうとすると、基本的には、ミドル付きの「Ver.2」になります。
サンズアンプといえば、とにかく「ロック向きのドンシャリサウンド」。シンプルに格好良く、このベースサウンドが出せれば、一般的なロックバンドはだいたいこなせると言っても過言ではないと思います。
今回の「Ver.2」には、ミドルのコントロールがついています。これにより、音づくりをより追い込むことができるようになった一方で、音が良くも悪くも大人になった、という印象を受ける向きもあります。個人的には、バンドで使う以上は、音づくりを細かく詰められた方がありがたいので、これは好意的に見ているんですけどね。
このあたりから価格が3万円台に突入し、なかなか気軽には買いづらいのですが、それでもロックバンドのベーシストを名乗るからには、1台は手元に置いておきたいプリアンプである点、疑いようはありません。

なお、現在、LUNA SEAのベーシスト・Jモデルのものリリースされています。サウンド面は同じで、Jらしいルックスが特徴的な一品。こちらもあわせてご覧ください。

4. クリアでダークなサウンドを…Darkglass Microtubes B7K Ultra
次は、最近大人気のDarkglassから、B7K Ultraです。
こちらも、どちらかというと、プリアンプ自体がはっきりとしたサウンドキャラクターを持っています。ハイファイで、そしてダークなサウンドは、現代的なロックとの相性が抜群です。
そして、サウンドが非常にきめ細かく、また各種コントロールも豊富についていますので、音づくりを積極的にしていくことで、多方面なジャンルにアプローチができるのではないかと思います。強いて言うなら、ヴィンテージ系のサウンドは少し苦手にしているかもしれません。
このプリアンプ、サウンドは間違いなく抜群なのですが、価格が結構お高めなのが最大の弱点。価格は実に5万円台の後半にまで行ってしまいます。
ここまで来ると、欲しいけど手が届かない…という人も、多いのではないでしょうか。

足下で作るアンペグサウンド…Ampeg SCR-DI
ロック系ベースアンプといえば、多くの人が真っ先に思い浮かべるのが、アンペグ。
そのアンペグサウンドを、足下のプリアンプで作り出せるようにしたものが、アンペグのベース用プリアンプ、SCR-DIです。
サウンドを鳴らしたときに感じされるのは、まさにまがうことなきアンペグサウンドそのもの。この音を、アンプヘッドに依存することなく、どこでも出せるというのは、ロック系ベーシストにとっては、非常に魅力的なことでしょう。
他のベース用プリアンプに比べると、筐体がかなり大きく重たいのがたまに傷ですが、それでもアンプヘッドを持ち運ぶことを思えば全然マシなレベル。アンペグ派にとっては、非常に心強いアイテムですね。

【まとめ】全部魅力的だけど…あえて言うならトーンハンマーは総合力が強い
以上、私の独断と偏見による、オススメプリアンプのベスト5でした。
ベースのプリアンプ、本当に様々な種類があり、価格面、サウンド面、機能面、ルックス…さまざまな点において、各プリアンプにそれぞれ個性と魅力があるので、購入を検討するとき、本当に悩むと思います。
私自身、ベースのプリアンプについては、これまでからずっと、試行錯誤を繰り返しながら、未だに最終的に「これが一番!」というものを見つけられずにいます。
そんな中、もしあえて今、「これが一番」を決めるとするならば、コストパフォーマンスも含めて、アギュラーのトーンハンマーが一枚上手かな、と思います。とはいえ、これも本当に僅差ですし、たとえばロック系のサウンドを指向するベーシストさんにとっては、また違う結論になるのかもしれません。
ベース用プリアンプを探す旅は、まだまだ道半ば。皆さんと一緒に、引き続き、最高のベース用プリアンプを探し続けてみようと思うので、引き続き、よろしくお願いいたします!
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