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【レビュー】ヤマハ CPX1000 エレキから持ち替えるアコギに、エレアコに。

本日は、アコースティック系のギター、ヤマハのエレアコ、CPX1000について、レビューさせていただこうと思います。

この記事はこんな人にオススメ
  1. ヤマハCPXシリーズについて知りたい
  2. CPX1000の特徴を教えてほしい
  3. ヤマハのエレアコに搭載されたSRTシステムの概要を知りたい
  4. エレキから持ち替えるアコギ・エレアコを探している
  5. コストパフォーマンスの高いエレアコが欲しい

どんなギター?

このCPXシリーズは、最近はあまり聞かなくなりましたが、かつては「コンパス」というモデル名で親しまれてきた、ヤマハ伝統のエレアコです。

アコースティックギターらしい深胴ボディでありながら、一方でエレアコとして使い込める機能をしっかり詰め込んできた、ヤマハらしさあふれる一本。

今回ご紹介するCPX1000は、そんなCPXシリーズの上から2つ目に位置するグレードです。

ヤマハのエレアコといえばSRTシステム

ヤマハのエレアコにおいて、最大の特徴と言えるのが、ピックアップシステムです。

このCPX1000においては、「SRTシステム」というものが採用されています。ヤマハのデジタル技術を結集して、ヴィンテージ系アコースティックギターの鳴りを再現し、出力できるというのが、このシステムの売りになっています。

SRTシステムは、ギターのサイド部分にコントロール部分があります。

まず一番上、ボリュームと3トーンイコライザー。これは特に説明不要かと思います。

次、その下にある「SRT」スイッチ。ここには「1~3」の選択肢がありますが、これらはマイクの選択肢を表しておりまして、

  1. Neumann U67…スタンダードなサウンド、主にピック弾きのストロークに
  2. Neumann KM56…繊細なサウンド、主にフィンガーピッキングに
  3. Royer R-122…甘いサウンド、ジャズやブルースに

といったようなマイクのモデリングを選ぶことができます。

そして、その横の「Focus/Wide」スイッチにおいて、「Focus」(オンマイク)、「Wide」(オフマイク)の設定を選ぶことができます。

その下、「A.F.R」スイッチは、ハウリングを抑えるスイッチで、「BLEND」スイッチはピックアップサウンドとマイクサウンドのブレンドをコントロール、「RESONANCE」つまみは胴鳴り感のコントロール(左に回すと控えめ、右に回すとアップ)といった具合に、相当細かく音を触ることができます。

本当に、ギター本体に相当高品質なプリアンプがついている感じですね。そしてここには、チューナーまで内蔵されているので、それこそ生で弾くときの使い勝手も抜群です。

そして、これは個人的に大変評価しているところなのですが、このプリアンプ、単3電池2本で動きます。この手のプリアンプって、9V電池が主流な中、入手しやすい単3電池というのは、本当に助かるんです。

アコギとしての木材面にも抜かりなし!

一方で、力が入っているのは、エレクトリック系のところだけではありません。

ギター本体の木材を見ていくと、表はスプルース単板、裏とサイドはフレイムメイプルとなっており、こちらも十分な仕様になっています。

また、指板もしっかりローズウッドが採用されており、アコギを持つ者にとって妥協を感じさせない仕上がりになっている点は、特筆すべきといえるでしょう。

かとうたかこ
かとうたかこ
ちなみに、最上位グレードのCPX1200IIでは、指板がエボニー、側板と裏番がローズウッドになっています。

どんなサウンド ?

さて、サウンドを聴いてみましょう。

アコースティックギターならではの生々しさを残しながら、同時にきらびやかさも併せ持つ、非常に扱いやすいサウンドですね。

このギター、アコースティックらしさを追求する一方で、エレキギターからの持ち替えも想定されており、ネックを握ったときの感覚は、アコギというよりは、どちらかというとエレキのそれ。

また、ボディにカッタウェイが深く入っているので、ハイフレットでソロを弾くような演奏も非常にやりやすいですし、これは同時に、ステージにおけるハウリング対策の効果も持ってくれます。

そうそう、このギター、生音も結構しっかり鳴ってくれます。ですので、家でちょっと弾くときなんかにも、結構楽しいですよ。このあたりのスキのなさは、さすがはヤマハです。

価格も超お買い得!このスペックで8万円台

そして、ここまでこのギター、スペック面やサウンド面において、十二分な価値があることを確認してきましたが、ある意味においてこのCPX1000が一番恐ろしいのが、コストパフォーマンスです。

このギター、これだけのスペック、これだけのサウンドを誇っていながら、なんと価格は実売ベースで8万円程度。10万円を余裕で切っているのです。

しかし一方で、これまで見てきたように、スペック面においては妥協はなく、エレキギターを主に弾かれる方が、必要に応じて引っ張り出してくるエレアコとしては、必要にして十分なポテンシャルを有しています。

ヤマハのコストパフォーマンスの高さは、エレキギターだとパシフィカ612。

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このアコギ、CPX1000のコストパフォーマンスの高さも相当なものです。使える楽器を、現実的に手が届く価格で、多くの人に届けようとするヤマハの姿勢、心から感服する次第です。

【まとめ】コスパ抜群!でもそれだけじゃないクオリティの高さが光る!

このように、今回ご紹介したヤマハのエレアコ、CPX1000は、エレキから持ち替えても違和感のない使い勝手を実現しつつ、そのスペック・クオリティは1つのアコギ、エレアコとしてみても十分すぎるくらいのもの。

そして、そんなふうに楽器として見て普通にハイクオリティでありながら、価格が8万円台と、非常に手が届きやすいところにあるのが、とても魅力的なギターです。

コスパ抜群、でもそれだけにとどまらない特徴を沢山持つ、とても魅力的なエレアコ。とりわけ、アコギにチャレンジしたいエレキ弾きの方には、プレイアビリティ面やコスパ面などを総合的に勘案すると、本当にオススメな1本だと言えるでしょう。

ぜひ一度、弾いてみて下さい♪

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