本日は、フェンダーのベース、American Professional Jazz Bassをご紹介します。
なお、本記事の初稿執筆時は、初代のアメリカン・プロフェッショナルシリーズについての記事でしたが、本字記事をリライトしている2022年2月時点では、最新のラインナップとして「American Professional II」がリリースされています。本記事は、あくまで初代のアメプロ・ジャズベースに関するレビューである点、ご留意ください。
- USA製フェンダーの標準的なジャズベが欲しい
- アメリカン・プロフェッショナルシリーズのジャズベについて知りたい
- 弾きやすいジャズベースを探している
もくじ
一番身近なフェンダーUSAのジャズベース
今、USA製フェンダー…いわゆる「フェンダーUSA」のジャズベースというものを買おうとすると、一番身近なモデルになるのが、これ。
フェンダーのAmerican Professionalシリーズ、いわゆる「アメプロ」は、一昨年、2017年に、これまでのAmerican Standard、いわゆる「アメスタ」に代わる位置づけでリリースされたラインナップ。
フェンダーUSAと言われる、USA製のフェンダーシリーズの中では、比較的お求めやすいモデルではありますが、このアメプロは、細部にわたってしっかり作り込まれており、ラインナップ内での優劣うんぬんではなく、シンプルに非常に使える、実戦的な中身になっているのが特徴です。
このブログでは、以前、アメプロのプレシジョンベースを紹介させていただきました。
このときも、このプレベを私は非常に使いやすいと感じたわけなのですが、今回のジャズベはどうなのか。
基本的な設計はスタンダードなジャズベ
このジャズベース、まず木材について見ていくと、ボディはアルダー、指板はメイプルorローズウッドという、非常にスタンダードなつくりになっています。
ピックアップには、V-MODという、このアメプロ用に新たに作られたものが搭載されていますが、このピックアップが、アメプロのサウンドキャラクターを作り出している印象を受けますね。
指板とネックに特徴あり!スリムCシェイプは弾きやすい!
そうそう、このアメプロのジャズベ、指板をメイプルorローズで選択することができます。
これ、どちらを選択するか、これまた非常に悩ましいところではありますが、スラップでバキバキに攻めたい人はメイプル、指弾きで渋く攻めたい人はローズを選ぶと、このベースの良さが引き立つのではないでしょうか。
また、このジャズベの大きな特徴が、ネック回り。このアメプロは、これまでよりもさらに薄めな「スリムCシェイプ」というものが採用されており、これが非常に細身で、弾きやすいんです。
ジャズベ自体が比較的弾きやすいベースである中、ここまでネックが細いと、握り込みも非常にしやすいです。何より、この弾きやすさが、新しいベースラインを生み出しそうな、そんな期待感さえ持たせてくれます。
ヴィンテージではなく「今」のフェンダーを
一方で、このベース、フェンダーUSAのスタンダードなジャズベースではありますが、いわゆるヴィンテージ指向とは必ずしも言いがたい面があります。
ということで、少しサウンドを聴いてみることにしましょう。
Fender American Professional Jazz Bass Demo
このベースのサウンドの傾向、端的に言うと、「現代的なニュアンスを持ったジャズベのサウンド」といったところでしょうか。
ヴィンテージならではの枯れたニュアンスというよりは、どちらかというと解像度が高く、パワフルな低音を響かせてくれるような…そんな印象を受けます。
ただ、サウンドのテイストがモダンなものだとはいえ、そこはやはりフェンダーのジャズベース。ジャズベならではのローミッドにエッジの経った、「これぞベース」といったサウンドの芯は、しっかり残っています。
ですので、どちらかというと、このベース、「現代のフェンダーが送り出す、最新のベース」ということで解釈した方が、スッと落ちてくる感じですね。
そう考えると、ヘタにヴィンテージ系のベースに手を出すより、はるかに使い勝手はいいですし、基本的に年式が新しいですから、長く使えるのも間違いなし。実戦的なジャズベースをお探しの方には、非常に心強い味方になってくれると思います。
価格は20万円前後…標準的なフェンダーUSAの価格帯
さて、そんなアメプロのジャズベ。価格は基本的に20万円弱くらいが定番の様子。これに限らず、基本的にフェンダーのAmerican Professionalシリーズは、「20万円」が一つの基準になっており、このシリーズであればどの楽器を選んでも、この価格で購入することになります。
初心者向けのベースからすると、明らかに一つ上の価格帯に属していますが、それでもフェンダーUSAのラインナップの中では比較的買いやすい方だと言えるでしょう。
上位グレードという位置づけになるAmerican UltraやAmerican Originalは、26~27万円くらいが市場価格になる一方、American Performerシリーズは15万円前後くらいで手にする古都が出来たりするので、このアメプロ、USAラインナップの方では、まさにスタンダードな中間グレード、という位置づけになりそうです。
新しいフェンダーUSAのスタンダードは、プロフェッショナルにも使い込める、素敵な一品ということですね。
そういったときは、楽器店の下取りに持ち込んでも良いのですが、やはり重たい楽器ともなると、持って行くのも少し面倒だったりするもの。
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