本日は、兵庫県尼崎市の楽器メーカー・Sagoが送り出すベース、Classic Style-Jについて、お話しさせていただこうと思います。
- Sago Classic Style-Jの評価・口コミを知りたい
- Sagoのジャズベースが欲しい
- サーモウッドネックのジャズベを弾きたい
- 国産ならではの上質なジャズベースを探している
- ジャズベの音はヴィンテージとモダンの中間が好み
もくじ
Sagoという楽器メーカー
兵庫県尼崎市に拠点を構える、気鋭の楽器工房・Sago。
こだわりのオーダーメイドギターと、さまざまな技術を意欲的に楽器に取り入れるアグレッシブな姿勢、そして上質な楽器のクオリティには定評があり、プロはもとより、一般の楽器プレイヤーからも強く、熱い支持を受けています。
また、「100万円分のギターオーダーチケット」をふるさと納税の返礼品に登場させたりするなど、周りを「あっ」と言わせる面白い取組を多々仕掛けてくるのも、このSagoの興味深いところ。
<オーダーギター・ベース>100万円分のオーダーチケット<Sago>【1242250】 – 兵庫県尼崎市 | ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス]
当ブログでも、過去にSagoブランドの楽器のほか、よりお求めやすい価格で展開されている兄弟ブランド、Stem、Seedの楽器について、レビュー記事を書かせていただいております。
スタンダードなジャズベの中にSagoらしさを
さて、そんなSagoのラインナップには、
- スタンダードが楽器に、独自の解釈を加えたコンセプトモデル
- スタンダードな楽器を、Sagoの技術で作り上げたクラシックスタイル
の大きく2つがあり、今回ご紹介する「Classic Style-J」は、このうち後者に属するモデルになります。
このClassic Style-Jは、伝統的なフェンダーのジャズベースを再現しつつも、そこにSagoらしさの漂うアレンジを施すことで、言うなれば「Sago版ジャズベース」を作り出そうとしている…というものです。
特徴的なサーモウッドネックとピックアップ
そんなClassic Style-Jですので、基本的な外観や、標準的なスペックは、概ねフェンダーの伝統的なジャズベースに準じています。
基本的な仕様でいうと、ボディはアルダー、ネックはメイプル、指板はローズウッド。ピックアップはジャズベースタイプのシングルコイルが2基搭載されており、コントロールは一般的なジャズベースと同様の、2ボリューム・1トーンスタイルです。
あえてトラディショナルなジャズベースと違うところを探すとすれば、21フレットの採用ですが、これとて最近のフェンダーでは結構使われていたりもするので、取り立てて強調するところではなさそう。
…と、ここまではごく普通の話なのですが、Sagoらしさが出てくるのはここから。
まず、ネックについては、Sago自慢の「サーモウッド」が採用された、サーモウッドネックと呼ばれるものになっています。
サーモウッドとは、木材を高熱で乾燥させることにより、人工的に経年変化を施し、ヴィンテージサウンドらしさと、楽器としての扱いやすさを生み出すことが出来る工法のこと。今でこそ「ローステッドメイプル」という形で、さまざまな楽器メーカーがこの工法を採用した楽器をリリースしていますが、その元祖は、このSagoであると言われています。
Sagoのサーモウッドネックは、かつてはかなり濃い褐色となっていましたが、最近は浅めに処理を施した「ライトサーモ」というものが主流になっています。このあたりは、見た目にもサウンドにも好みが出るところかと思いますので、ぜひいろいろ、弾き比べてみていただきたいところですね。
そして、ピックアップは、Sagoオリジナルの「L(x)」シリーズのものを搭載。
このL(x)シリーズピックアップのうち、Classic-Style Jでは、上位グレードになる「Pascumillerd4-type1(パスカミラード)」というものが採用されています。
少し巻き数を増やしてパワーをアップさせるとともに、必要としない音域はカットし、一方で出力は低音から高音までバランス良くしているのが特徴。音抜けやローノイズさにも定評があり、リプレイスメントピックアップとしても高い評価を受けています。
サウンドは…ヴィンテージさの中に漂うハイファイさ
さて、そんなSago Classic Style-Jのサウンドです。
聞いていただいて一発で感じていただけたかと思いますが、かなり上質なサウンドです。
この手の上質なジャズベースというのは、どうしても指弾きサウンドをメインに試したくなりがちですが、ピックで弾いても、その上質さが失われることなく、パワフルさを併せ持ちながら低音を響かせてくれるのが、とても印象的です。
やはり印象的なのは、ローミッドがしっかり出ていて、それがヴィンテージのジャズベースらしいサウンドを作り出しているということ。
そして、サウンドはヴィンテージの色気を残しつつも、かなりハイファイで、単体で弾いて気持ちいいのはもちろんですが、バンドサウンドの中に持ち込んでも、しっかりとベースサウンドが存在感を放ってくれます。
このあたり、サーモウッドネックと、L(x)ピックアップが、かなり良い仕事をしている印象ですね。
価格は30万円超…高額だが、それに見合った価値あり
さて、そんなSagoのClassic Style-Jですが、価格は仕様によって大きく異なるものの、もっとも標準的な仕様であっても、30万円台の半ばくらいまでは来てしまいます。
この価格帯だと、国産ハイエンド系のベースの中でも、少し高めの価格レンジにいることは間違いありません。
ただし、Sagoのベースは、サウンドの良さもさることながら、一本一本が、国内の工房で非常に丁寧に仕上げられているので、その作りの良さは格別です。また、木材も非常に良いものが選定されているので、価格に見合った価値があることも、また間違いなく断言できます。
このクラスの楽器を他メーカーで求めようとすると、たとえばフェンダーだとカスタムショップ製が視野に入ってきますが、それからするとまだ手が出る価格かなあ…という印象ですね。
【まとめ】さすがSago!上質な国産ジャズベース
このように、今回ご紹介した、Sago Classic Style-Jは、Sagoの技術を用いて、スダンダードなジャズベースをアレンジした結果、非常に上質で、そしてヴィンテージさの中にハイファイさを漂わせる、非常に素晴らしい楽器になっています。
「元祖」サーモウッドネックは、見た目もサウンドも極上ですし、細部にわたる作りのきめ細かさもまた、とても魅力的。
価格はやや高めのレンジにいますが、それに見合う価値のある一本。ぜひぜひ、多くの方に手にしていただきたいベースです。
そういったときは、楽器店の下取りに持ち込んでも良いのですが、やはり重たい楽器ともなると、持って行くのも少し面倒だったりするもの。
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