このブログでは、どちらかというとギターやベースなどの軽音楽系楽器を中心に取り扱っていますが、筆者の私自身は、もともとピアノから音楽を始めており、ピアノ関係についても少しお話ししたいことがあります。
今回は、ピアノのレビューというよりは、「最初に買うピアノは何が良いか」というお話です。
- 最初のピアノをアップライトか電子ピアノかで迷っている
- 本当にアップライトピアノを買うべきか迷っている
- あえて電子ピアノを買うメリットを聞きたい
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もくじ
電子ピアノかアップライトか?一般的には「最初のピアノはアップライトが良い」と言われている
最近、ピアノを習おうと一念発起し、ピアノ教室へ見学へ行かれた方から、こんなお話を聞きました。
「ピアノ教室の先生から、『電子ピアノなどではなく、最初のピアノはアップライトピアノにしてください』と言われました」
おそらく、その考え方のロジックは、
- 最終的に弾くべきピアノはグランドピアノである
- その練習に用いるピアノは構造的に近いアップライトがふさわしい
- なお、電子的に音を出している電子ピアノは、ピアノとは似て非なる楽器である
といったところではないでしょうか。
確かにこの考え方、一理あると思います。いや、「一理ある」どころか、むしろぐうの音も出ないほどのド正論だと思います。
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住環境・生活環境的にアップライトピアノを弾けない人も多い
ところが、アップライトピアノというのは、当然、かなりの音量が鳴ります。そしてそれをコントロールすることは、相当に難しいもの。
ですので、せっかくご機嫌でピアノを弾いていても、同居の家族やご近所さんから「うるさい!」と言われて、自分の好きなときに好きなようにピアノが弾けない…というのは、割とよくある話です。
実際、私も小さいころ、自宅にアップライトピアノがありましたが、やはり親・兄弟の生活や、ご近所さんの目を考えると、思う存分弾くことは難しいものがありました。
意味の無い妄想であることは百も承知ですが、つい、考えてしまうことがあります。
マフラーペダルは鍵盤のタッチが変わりすぎる
そこでなんとか音量を小さくしようと考えた時、最初に思いつくのが、「マフラーペダル」。アップライトピアノの真ん中についているペダルですね。これを使うと、ピアノの弦にミュートがかかり、音がかなり小さくなります。
ただし、マフラーペダルを使っているときの鍵盤の感覚は、不使用時と比べると明らかに異なります。マフラーペダルを使っているときの音は、不使用時と比べると丸みのあるものになりますが、それと同様に鍵盤のタッチも丸い…というか、やわらかいものになります。ですので、スタッカートなどを気持ちよくならすことはできませんし、そもそも弾いていてあまり気持ちのいいものではありません。
それこそ、ピアノとは異なる、別の鍵盤楽器を弾いているような感覚です。
防音室は100万円前後…高すぎる!
ピアノを思う存分鳴らすためのツールとして用いられるのが、防音室。ピアノを専門的に取り扱う楽器屋さんなどで販売されています。
ピアノのある部屋にこれを設置することにより、外部への音漏れを相当軽減することができます。
ただし、この防音室、非常に高額で、なんと価格は100万円前後! これは高い…。
もちろん、本格的にピアノを弾いている人にとってはマストアイテムなのでしょうが、相当なお金持ちでもない限り、少なくとも「最初のピアノ」と一緒に買う投資としては、明らかに過剰だと言わざるを得ないでしょう。
消音ユニットもあるけれど…
そして、最近注目を集めているのが、ピアノの消音ユニット。
このユニットをオンにすると、ピアノのハンマーが弦に届かなくなり、出なくなった音の代わりにピアノの音を電子的に鳴らす、というものです。マフラーペダルと比べると鍵盤タッチへの影響は限定的で、価格も防音ユニットと比べると安いです。
ただし、安いといっても、それはあくまで防音室との比較であって、価格20万円+取り付け工賃5万円と、20万円を優に超えてきます。
そして、それを取り付けた結果として鳴らせる音はというと、あくまで電子的なサウンドであったりします。決して、生ピアノのサウンドをコントロールしているというわけではないんですよね。
だったら…「少し良い目の」電子ピアノでいいじゃん
とまあ、ここまでアップライトピアノの音量に関する問題点と解決策、そしてその限界についていくつか触れてきました。
- マフラーペダルは鍵盤の感触が変わりすぎる
- 防音室は100万円オーバーと、あまりに高額
- 消音ユニットも決して安くはない上に、鳴る音も電子的に再現された音
ということを踏まえると…実は結局、電子ピアノって、相当に優れたものなのではないかと考えられるのです。
ある程度の価格帯の電子ピアノであれば、鍵盤のタッチもグランドピアノを再現するかのように作られていますし、サウンドも電子的とはいえ、各ピアノメーカーの名だたる名機をモデリングした、美しい音色を体感することができる。
そして何より、その価格。さすがに10万円前後の電子ピアノだと、ホンモノのピアノと比較するには少し厳しいものがありますが、グランドピアノに近いタッチを得られる高級な電子ピアノであっても、おおむね20万円前後で買うことが出来ます。消音ユニット+取り付け代くらいの価格ですね。
コストパフォーマンスも含めて、これらを総合的に勘案すると、少なくとも最初のピアノにふさわしいのは、やはり私は電子ピアノの方ではないかと思うのです。
最初のピアノにアップライトピアノを買って、それに各種防音装備をつけようとすると、相当に高額なお買い物になってしまいます。それだけの投資を行うには、かなりの勇気が要りますし、万一そこまでしたものの、ピアノを弾かなくなってしまったら…もったいない限りですよね。
まずは「少し良い目の電子ピアノ」を通じて、ピアノ…というか鍵盤楽器に親しんでみる。高額な投資を行うのは、その後でも、決して遅くはないと思うのです。
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