- ピアノは何から始めればいいか知りたい人
- どのモデルを選べばいいか知りたい人
- どうやって弾くのか知りたい人
- ピアノ初心者向けの用語を知りたい人
- ピアノ初心者向けの簡単なおすすめ曲を知りたい人
結婚式の余興やサプライズで弾くことになった!
なにか新しい趣味を始めたい!
ピアノを始めたいと思った理由は人によって様々あると思います。まず何からやったらいいんだろう?とお困りの大人の方に向けて、ピアノライフのスタートダッシュをどのように切ればいいのか、ピアノの始め方についてご紹介します。
もくじ
ピアノ初心者は何から始めたらいい?
せっかくピアノを弾くのですから、誰かに聴いてもらえる腕前になりたいですよね。
ますは第1のゴールを設定してみましょう。自分の大好きな曲を弾いて、家族に聴いてもらう。駅のストリートピアノへ、流行りのあの曲を弾きに行く。
なんでもかまいません。その目標が、あなたのピアノ上達のモチベーションとなってくれます。やみくもに練習をするよりも、ゴールへの道筋が見えたほうがやる気にもつながりますよ。
ピアノを独学から始める場合でも、ピアノをどれだけ知っているか、弾けるかによって、練習方法や教材は異なります。大前提として、独学の方は「好きな曲」と「練習曲」の2種類の曲から練習することをおすすめします。
始める前にピアノの種類の説明
ピアノには、大きくわけて4つの種類があります。
以下に詳しく解説をしますので、楽器を選ぶ際の参考にしてください。
①グランドピアノ
メリット
- 最も美しい響きで、ピアノ本来の豊かな表現が可能。
- コンサートホールでも使用されている
デメリット
- 高価(100万円〜300万円以上)
- 大型のため場所を取る。最低でも3畳分の広さが必要
②アップライトピアノ
メリット
- グランドピアノよりコンパクトなため、家庭用として普及している
- 音を鳴らす仕組みはグランドピアノと同じなので、豊かな表現が可能
デメリット
- 高価(30万円〜150万円程度)
③電子ピアノ
メリット
- 手が出しやすい価格(3万円〜15万円程度)
- 調律がいらない
- 最近の電子ピアノは、タッチが本物のピアノに近く、強弱や音色の表現が可能
- 物によっては持ち運び可能
デメリット
- 本物のピアノに近いとはいえ、やはり音色やタッチ等本物のピアノ以上のものは表現できない
④キーボード
メリット
- 手頃な価格(1万円〜5万円程度)で気軽に鍵盤楽器を楽しめる
- 非常に軽量で持ち運びの負担がない
デメリット
- 「押せば鳴る」だけのタッチで、豊かな強弱表現などはできない
- ピアノのタッチ感覚と違うため、本番の楽器との差に苦しむおそれがある
結局どんなピアノを選べばいいの?
グランドピアノやアップライトを購入できれば理想なのですが、なかなかそうもいきませんよね。
初心者の方へのおすすめは、本物のピアノと同じ鍵盤数88鍵盤で、強弱表現が可能な電子ピアノです。
おすすめピアノ・ブランド
初心者さんにおすすめのお手頃な電子ピアノを3台紹介します。
CASIO 電子ピアノ CDP-S100AZ
Amazon限定の商品ですが、非常にお値打ちに購入することができます。
88鍵盤で、ハンマーアクション搭載。重めの鍵盤で、ピアノに近い感触で表現することが可能です。
奥行きが232mmとスリムなので、場所をとらないのもいいところです。
スタンドは付いていませんので、必要な方は別途購入してくださいね。
KORG 電子ピアノ LP-380
KORGは日本を代表する電子楽器メーカーで、非常に人気があり、トップミュージシャンにも愛用者が多くいます。
こちらはタッチの強さを3段階で設定できるのが特徴です。
初心者の方でしたら軽めのタッチで、上達してきたら重めのタッチでと状況や好みに応じて変えることができます。
専用足台付きにしてはもっともコンパクトといえる、奥行き35cm!
キーカバーを閉じるとフラットになるので、さらに圧迫感を感じさせない作りとなっています。
自分で組み立てが必要にはなりますが、コストパフォーマンスは最高の一品と言えるでしょう。
YAMAHA P-125B
天下のヤマハですから、安心感がありますね。
ヤマハのコンサートグランドピアノから音を収録していますので、音色の良さは折り紙付きです。
ヤマハのアプリ「スマートピアニスト」(無料)と接続すれば 、iPhoneやiPad内にあるオーディオファイルを自動解析し、コード進行を表示するなど、便利な使い方も可能。
テーブルの上で最適サウンドになる機能搭載ですが、別売りで専用のスタンドもありますので、「ちゃちいスタンドや机に置くのはちょっと…。」という方でも安心して選んで頂ける一品です。
専用のスタンドや椅子など、適正な高さのものを使うことで正しい姿勢で弾くことができますので、上達につながるでしょう。

ピアノを弾く前に覚えておきたい用語(初心者のための説明)
指番号
「指使い」「運指」とも言います。
親指が1,人差し指が2,中指が3,薬指が4,小指が5となります。
楽譜の音符のすぐ上に書いてある小さな数字が指番号です。その番号の通りに弾くことで、スムーズに指が運べるようになります。
最初は苦労するかもしれませんが、無視せずに従ってみてください。
指番号通りに弾いたほうが、上達スピードが早いことに気づくでしょう。
また、楽譜の中には指番号が書かれていないものもあります。
すると、初心者の方は、どのように指を運べば自然に弾けるのかがまだわからないため、不自然な指使いのままいらぬ苦労をして練習を続けてしまう方が少なくありません。
もし心当たりがある方は、ピアノ経験者の方が周りにいれば、その方に指番号を振ってもらってください。
それだけでも格段に弾きやすくなるはずです。
譜読み
「曲をさらう」とも言います。
楽譜を読み、書いてあるとおりに指を動かして、間違えなくなるまで練習することです。
初心者の方にとっては、譜読みが終わったところがゴールと思えるでしょう。
しかしそこからが始まりなのです。
譜読みを終えて曲を覚えてから、どのように表現していくか。
ここからが音楽の真の楽しみとなります。
ぜひその境地に達するまで、諦めずに練習を重ねてみてください。
いざ始めよう!練習方法
今はyoutubeに参考になる動画がたくさんアップされています。いい時代になりました。
まずは弾きたい曲の動画を目で見て、耳で聴いてみましょう。
それから楽譜と照らし合せて、曲のイメージをつかみます。
1から自分で譜読みするよりも、早く曲に慣れることができるでしょう。
難しいリズムなどは、一生懸命音符を読むよりも、耳で覚えてしまったほうが早いです。
耳からの情報は入れずに、自分の力で楽譜を読む訓練ももちろん大切なことですが、初心者の方の場合はまず1曲完成させて達成感を味わうことで、ピアノに対するモチベーションを保つことができるでしょう。
ピアノを始める年齢はいつから?大人でも大丈夫?
しかし、小さな頃にピアノを始めないとマスターできないのかというと、そんなことはありません。
還暦を過ぎて、ピアノを始められる方もたくさんいらっしゃいます。
大人の方は、子どもよりも理解力がありますので、すぐに楽譜を読めるようになりますし、両手を左右別々に動かすのも練習すれば必ずできるようになります。
ぜひ、大人の方でも安心してピアノを始めてください。
何ヶ月くらいで上達を感じることができるの?
個人はありますが、だいたい半年前後で、両手を使った初級レベルの曲を弾けるようになる方が多いです。
ピアノの練習は1日何時間くらいすればいいの?目安を教えてください。
できれば毎日15分以上練習していただくのが理想です。もっと時間の取れる方は、1時間程度とっていただければ上達が早いでしょう。
ただ、「毎日10分弾く」のと「週末にまとめて1時間弾く」のでは、前者のほうが上達は早いです。
なぜかというと、人間は忘れる生き物だからです。
間を空ければ空けるほど、前に練習したことを忘れてしまうんですね。
ですから、ピアノに触れる間隔はできる限り空けないようにしてください。
1週間に1回よりは、3日に1回。3日に1回よりは、2日に1回。
1回の時間は短くてもかまわないので、できるだけ練習の頻度を多くしましょう。
ピアノは独学でも大丈夫なの?
忙しくてレッスンに通う暇がない。お金の都合で通うことができない。
このような理由から、独学を目指す人もいるでしょう。
結論からいうと、不可能ではありません。
先程も言ったように、今はyoutubeに「弾いてみた動画」や「レクチャー動画」など
さまざまな有益な情報があがっています。
しかし、「なるべく短時間で上達したい」「自分はどこを直したら改善するのか知りたい」という方でしたら、ぜひピアノ教室に通うことを検討してみてください。
今まで悩んでいたことが、一瞬で解決するかもしれませんよ。
初心者でも弾ける簡単な曲
アメージンググレイス
美しい讃美歌で心が癒されます。
この上からブロックが降ってくるのは、PC無料アプリの「シンセシア」といいます。
PCやiPad、スマホと電子ピアノをつなげて楽しむこともできますよ。
パッヘルベルのカノン
誰しも聴いたことのある有名曲!
懐かしいようなメロディーが心に沁みますよね。
この動画は、実際に初心者さんが弾いていて、上達過程が分かるので、参考になります。
久石譲 「summer」
映画「菊次郎の夏」のメインテーマです。この曲が弾いてみたいという初心者さんは多いのではないでしょうか。
こちらも実際に初心者さんが100日かけて練習してきた成果を動画にされています。同じピアノ初心者さんの励みになるのではないでしょうか。
ピアノがうまくなるおすすめの本
ピアノ初心者Q&Aレシピ(おとなのピアノレッスン)
ピアノ初心者さんからの疑問、質問の解説、練習方法のアドバイスをまとめた一冊です。共感できるところがたくさんあるかと思います。
今のあなたのお悩みを解決してくれる本かもしれません。
初心者さんがただでさえつまずきがちな「楽譜」。
音符を読むだけでも必死なのに、さらに覚えなければならない音楽用語の数々…。
調べたくても読み方さえわからなくて調べられない…。
そんな時、音楽記号・用語をその「形」を見て引けるこの本は、あなたの助けになるでしょう。
ジュニア版なのでやさしく書かれており、オールカラーなのでとても見やすいです。
目からウロコのピアノ脱力法
独学でピアノを弾かれている方は必見の本。
正しい姿勢で弾けているのか分からない…。長時間練習すると手が痛くなる…。早い連打がうまくできない…。などの悩みはありませんか?
実はピアノを弾く上でとても大切になるのが「脱力する」ということなのです。気付かぬうちに体に力が入っていて、負担になっているかもしれません。
実は、ピアノはもっと楽に弾くことができる!
そんな、目からウロコが落ちるような情報を教えてくれる良書です。
ピアノ初心者のためのポイント:まとめ
- まずは「弾けるようになりたい!」という気持ちだけで十分
- 初心者さんにおすすめの楽器は、鍵盤数88鍵盤で、強弱表現が可能な電子ピアノ
- 指番号、譜読みという言葉の意味をおさえておきましょう
- YouTubeを参考に、楽譜という目で見る情報だけでなく耳からの情報も活用
- 何歳から始めても大丈夫。半年ほど、毎日15分でも練習を続けることで上達が感じられる
以上の情報を胸に、独学組もレッスン組も、ぜひ素敵なピアノライフをエンジョイしてください。
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