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ベースアンプ

【レビュー】Phil Jones Bass NANOBASS X4 超小型の、超高品質ベースアンプ。

本日は、Phil Jones Bass(PJB)の小型ベースアンプ、「NANOBASS X4」についてレビューさせていただこうと思います。

小型で高品質なベースアンプを作らせたら随一のPJB、その中でももっとも小型なモデルです。果たして、そのクオリティは…早速、見ていきましょう!

この記事はこんな人にオススメ
  1. PJB NANOBASS X4の評価・口コミを知りたい
  2. 小型ベースアンプでもサウンドには一切妥協したくない
  3. NANOBASS Xが他のPJBのアンプと比較してどうか知りたい
  4. 本格的ベースアンプをBluetoothスピーカーとしても使いたい

本格的で高品質!PJBのベースアンプ

Phil Jones Bass(PJB)といえば、比較的小型でありながら、そのサイズを感じさせないパワフルで高品質な低音を奏でることで定評のあるベースアンプを、たくさん作っていることで知られています。

当ブログでも、過去にいくつか、PJBのベースアンプをご紹介させていただいております。

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また、PJBが共同開発したことで知られるベース用プリアンプ、HAO BASS LINERは、ベースの原音を尊重しつつ、そこに上質な味付けをしてくれることで高い評価を得ているモデルです。

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これらの商品ラインナップから、いかにPJBが、ベースらしい低音を、上質に奏でることにこだわっているか、お分かりいただけるのではないでしょうか。

本格派ベースアンプとしては異例の小型さ

さて、そんな中、今回ご紹介するNANOBASS X4について。

こちらは、これまでも比較的小型なベースアンプを作り出すことに長けていたPJBが、満を持して送り出す、超小型のベースアンプです。

そのサイズは、幅160 x 高さ200 x 奥行197mmとりわけ幅の160mmは驚異的で、たとえばギター用の小型アンプであるKATANA-MINIの230mmより、さらに小さくなっているのです。

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もっとも、一方で高さと奥行きはそれなりにありますので、実際に置いてみると、それなりの重厚感が感じられます。

このサイズで低音を出すために…

さて、このNANOBASS X4、このサイズでPJBらしい、しっかりとした低音を鳴らすためには、相応の工夫が必要になります。

それがもっとも大きく表れているのが、スピーカー部分です。

スピーカーは4インチと、比較的小さなものが1発搭載されているだけですが、そこに、RALFERパッシブラジエターというものが追加されています。これにより、小型スピーカーにおいても低音が失われることなく、しっかり鳴ってくれるようになるのです。このあたり、小型ベースアンプに長けたPJBらしい仕様ですね。

そして、このスピーカーに合うように、アンプのサウンドやコントロール部分の調整が、実に2年にもわたって行われたとのこと。

なお、出力は35Wとなっており、このサイズとは思えぬパワーが与えられています。コントロール部分は、インプットレベル(ゲイン)+3バンドイコライザーのみと、かなりシンプルになっていますが、サウンドメイク部分はアナログ回路。こだわりのPJBサウンドを楽しむにふさわしい設計になっています。

このように、このNANOBASSX4、この超小型サイズで、実用的かつ上質な低音を出すために、並々ならぬ情熱が注ぎ込まれていることがうかがえます。

Bluetooth搭載でオーディオスピーカーとしてもアリ

そして、このNANOBASS X4では、PJBのベースアンプとしては初めてとなる、Bluetooth機能が搭載されています。比較的シンプルな設計のものが多いPJBベースアンプシリーズにおいて、これは特筆すべき機能だと言えるでしょう。

そして、そのBluetoothも、「とりあえずつけました」的なものではなく、Bluetooth5.0を搭載し、コーデックもAAC, apt-X, apt-X HDまで対応させる充実っぷり。

もちろん、コーデック面においてこれだけのこだわりを見せているわけですから、音の出口であるスピーカー部分についても、しっかりオーディオ対応できるレベルに仕上がっています。

ベースアンプでオーディオ再生をしようとすると、どうしても低音に寄りすぎたスピーカー設計のために違和感のあるなり方をするものが多い中、このNANOBASS X4は、小型スピーカーが奏功しているのか、かなり自然な鳴り方をしてくれるのも好印象です。

かとうたかこ
かとうたかこ
余談ですが、ベースアンプでオーディオスピーカーとして使えるものといえば、VOXのAdio Air BSが有名ですね。
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サウンドは…シンプルながらPJBらしさは十分!

さて、そんなPJB NANOBASS X4のサウンド、早速聞いてみることにしましょう。

さすがPJBという、非常に高品質なベースサウンドが、このサイズから出されていることに、率直に驚いてしまいます。

これは動画だとなかなか分かりにくいので、ぜひ楽器店等で試奏していただければと思うのですが、このサイズにして、きちんと、低音を「身体で感じられる」というレベルに仕上げてきている点は、非常に大きいです。

おそらく、このサイズとしては比較的大きめの、35Wという出力と、先述の「それなりにある奥行き」、そして何より2年間かけて作り出したという、こだわりのスピーカーとサウンドコントロール部が、この低音を作り出しているのでしょう。

PJBの上質なベースサウンドを楽しむためには、個人的にはヴィンテージ系のベースを指弾きするのが一番心地よいと思うのですが、これだけのサウンドクオリティですから、ピック弾きでもスラップでも、どんなプレイスタイルにもしっかり応えてくれます。

ただし、さすがにこのサイズなので、5弦ベースの5弦サウンドは、さすがにちょっと無理があるかな…と思うのも事実。

とはいえ、それ以外の部分については、十二分すぎるくらいのサウンドクオリティで、他の超小型ベースアンプの追随を許さない、圧倒的な実力を誇っています。

NANOBASS X4とMicro7を弾き比べてみると…

そして、このNANOBASS X4が登場するまでの間、コンパクトなPJBベースアンプとして名を馳せていたのが、Micro7。

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このNANOBASS X4とMicro7を弾き比べてみると、こんな感じ。

サイズ感は違いますが、低音の出方はほぼ同レベルであることに驚かされます。

実際に目の前において弾き比べると、さすがに一回り大きいMicro7の方が低音が豊かだなあ…とは思うのですが、それとて極端な差はありませんし、こうやって録音して聞いてみると、NANOBASS X4が超小型アンプであることなど、誰も疑わないレベルにあると言って良さそうです。

価格もPJBとしては比較的お手頃

そして、このNANOBASS X4は、価格も3万円ちょっとと、PJBのベースアンプの中では比較的お手頃な設定がなされています。

自宅用のベースアンプだと、たとえばアンペグのRB-108が2万円前後で買える中、少し割高に感じるかもしれませんが、このサイズでこれだけのサウンドクオリティを叩き出せるものだ…と考えると、まあ妥当な金額かな、と思います。

他メーカーにおいてこのベースアンプのライバルになるのは、小型でしっかりした低音が出て、Bluetooth対応でスピーカーとしても優秀で…という要素をすべて兼ね備えつつ、価格も2万円台までこなれてきた、先述のVOX Adio Air BSになるのかな、と思います。

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このAdio Air BSとNANOBASS X4を比べたとき、NANOBASS X4の方に有利なのが、サイズとサウンドでしょうね。

NANOBASS X4の方がはるかにコンパクトで、そしてアンプ部分がデジタルではなくこだわりのアナログ仕様になっている点は、NANOBASS X4ならではの強い魅力になるでしょう。

【まとめ】小型で高品質…ベーシストの机上に、ぜひ1台

このように、今回ご紹介したPhil Jones BassのNANOBASS X4は、ベースアンプの常識を覆す小型さの中で、その小型さからは想像もできないような、パワフルで上質な低音を奏でる、非常に魅力的なベースアンプになっています。

サウンドそれ自体も、PJBの「らしさ」がしっかり出ていますし、そしてこの小型さなので、机の上に置いておいても邪魔にならない。

家庭・住宅事情や、高品質なアンプシミュレーター・ヘッドホンアンプの登場によって、多くのベーシストがヘッドホンを活用した練習を行っていることかと思いますが、一方で、ベーシストであれば、その低音を、身体で感じたいという本能的な欲求がきっとあるはず。

その欲求に、この小ささで、そして高い品質で応えてくれるのが、このNANOBASS X4なのです。

ベーシストの机の上に、ぜひ1台置いておきたい…まさにそんなアイテムですね。

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