ギタリスト・かとうたかこの音楽ブログ

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【レビュー】Phil Jones Bass Micro7 ご家庭に、気軽にPJBを。

本日は、Phil Jones Bass(PJB)のベースアンプ、Micro7についてレビューしてみようと思います。

 

Phil Jones Bassのベースアンプ

Phil Jones Bassといえば、ベースアンプ市場にさまざまな意欲的な商品を展開している、気鋭のアンプメーカーです。

 

自らもベーシストであり、スピーカー会社のサウンドデザイナーであった創設者のフィル・ジョーンズ氏が、理想のベースサウンドを求め、次々と開発していく新製品は、どれも非常に上質なサウンドが鳴り、最近、日本においても次々とファンを増やして行っています。

 

Micro7の特徴

そうしたPJBの商品から、今回ご紹介するのは、ラインナップとしては一番お手頃で、出力も一番小さな「Micro7」というアンプ。

 

実はPJBは、このアンプに先立って、家庭用アンプ「Session77」という商品をリリースしています。こちらは、「サウンドの上質さに定評があったものの、価格面から手が出しづらい」というPJBのウィークポイントを克服すべく、「コストパフォーマンスの良さ」をコンセプトに開発された商品。こちらも非常に人気の高いアンプなのですが、それでも実売価格は5万円前後と、気軽に買える商品ではありませんでした。

 

そこで出てきた「Micro7」。こちらは、Session77をベースとしつつ、サイズや出力、スピーカー数をコンパクトにすることで、さらなる省スペース化と低価格化を図ったモデル、という位置づけになるでしょう。

 

具体的には、約30センチメートル四方の正方形型をしており、スピーカーは7インチ1発にツイーターの組み合わせ。出力も38Wと、これまでのPJBのラインナップの中では、異質とも言って良いコンパクトさです。

 

サウンドは…かなり上質!

ところが、そんなコンパクトさを感じさせないサウンドの上質さこそが、PJBのPJBたるゆえんです。

 

実際に弾いてみると、とてもこの小さなサイズからは想像も出来ないような、リッチな低音と色気ある中域、そしてサウンドにエッジを加える高域が、見事にすべて出てきてくれるのです。


Michael Albronda Gives Us A Quick Look at The New PJB Micro-7

 

自宅練習用のベースアンプでも、サウンドに妥協したくない人にとって、これ以上の選択肢はあり得ない、といえるほどのクオリティです。

 

ちなみに、ベースアンプとしての機能面ですが、3バンドイコライザーにマスターボリューム、AUX入力とヘッドホン出力と、ごくごく基本的なものしか搭載されておりません。

 

この価格内で得られる性能は、すべてサウンドのクオリティに振り切った、という設計思想なんでしょうね。

 

PJBとしてはお手頃だが…家庭用ベースアンプとしては高い?

そんなPJBのMicro7なのですが…価格は約3万円。

 

「PJBとしては安い」のは間違いなく事実なのですが、家庭用ベースアンプとしては明らかに高級品の部類に属します。たとえば、同じくベースアンプの定番、アンペグやハートキーの自宅練習用アンプは、どちらも1万円台で入手可能です。

 

www.tk-guitar.com

www.tk-guitar.com

 

スピーカー数や出力なども考慮すると、必ずしもPJBが高額だとは言い切れないのですが、「自宅練習用アンプ」という括りで見たときに、価格面ではやはり高額に見えてしまうのは、やむを得ないところかもしれません。

 

とはいえ、サウンドの質を考えると、この価格が決して高いとは思えません。むしろ、PBJのアンプを3万円弱で買えることを「安い!」と思う方も多々いらっしゃるわけで、このアンプは、そうした方に向けての商品だと考える方が自然でしょう。

 

限定150台!購入はお早めに

そうそう、このPJBのMicro7ですが、コストダウンのために集中して生産する体制をとっており、日本への入荷台数はわずか150台とのこと。

 

もし欲しい方がいらっしゃれば、迷っている暇はなさそうです。在庫がなくなる前に、早めに買っておきましょう!