ギタリスト・かとうたかしの音楽ブログ

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【レビュー】VOX Pathfinder 10 このアンプが5,000円台で買えるなんて!

本日のレビューは、VOXの家庭用アンプの定番品、Pathfinder 10についてです。 

 

ルックスは、VOXのAC30をミニチュア化 

VOXのアンプといえば、まっさきに思い浮かべるのが、あのAC30でしょう。前面に輝くVOXのロゴに、あのダイヤグリル…。

 

その雰囲気をそのままに、家庭用サイズに落とし込んだのが、このVOXのPathfinder 10です。といっても、AC30のように、真空管を搭載しているわけではなく、そこはあくまでルックスのみ。

 

といっても、ギター弾きなら、あのルックスが家にあるという、ただそれだけで、テンションが上がってきますよね。

 

設計はシンプル…価格は衝撃の安さ!

アンプとしては、10ワットのソリッドアンプで、コントロールはボリューム、ゲインと、トレブル・ベースの2つのイコライザー。そして、クリーンとオーバードライブを切り替えるスイッチがついており、比較的シンプルな設計になっています。

 

このアンプの強みは、まず価格にあります。お値段は衝撃の5,000円台!家庭用アンプの相場観でいうと、安いところでも1万円前後かなあというところですので、これは相当に強烈です。

 

このブログでは、いつも価格の話は最後に書くことが多いのですが、このアンプに関しては、まず最大の特徴として、冒頭に書かないといけません。

 

サウンド…クリーンはバッチリ、オーバードライブは微妙

そして、サウンド面。せっかく安くても、ここがイマイチでは意味がありません。

 


VOX Pathfinder 10 guitar amplifier checksound

 

さて、鳴らしてみると…まず、クリーンは、メチャクチャいい感じです。しっかりギターのおいしいところを引き出してくれる感じですね。とても激安のアンプとは思えません。ルックスのVOX然としたところも含めて、弾いているだけでテンションが上がってきます。

 

で、オーバードライブスイッチを入れてみると…こちらはまあ、値段相応かな、という感じです。かなりザラッとした感じの歪みになりますので、正直、VOXアンプのオーバードライブサウンドを想像すると、肩すかしを食らうかもしれません。

 

ちなみに、トレブル・ベースのイコライザーですが、結構思い切った効き方をしてくれます。サウンドの変化を楽しめますよ。

 

外で使う歪みエフェクターと組み合わせて自宅練習を!

そんなわけでこのアンプ、クリーンサウンドはバッチリ使えるということなのですが、それならいっそ、歪みはエフェクターで作ってしまえばいいわけですので、歪みエフェクター使用を前提にすれば、自宅でかなりのサウンドが鳴らせてしまいます。ちなみに、気になる歪みエフェクターのノリもバッチリです。

 

この点、他の1万円台以上の家庭用アンプだと、アンプ本体で結構しっかりした歪みを作ることができるので、「歪みエフェクター+Pathfinder」と「1万円台アンプ単体」だと、一見すると後者の方がトータルの価格が安くなりそうなのですが、後でスタジオやライブハウスに出るとき、1万円台アンプのサウンドを外に持って行くことは非現実的。

 

ですので、後々のことを考えると、自宅練習時にも歪みエフェクターで音作りをする環境にしておく方が、経済的だし、音作りの練習にもなるしと、メリットが多いようにも感じます。

 

まとめ

このように、気合いの入ったVOXのルックスを有していながら、価格はお手頃、そしてクリーンサウンドがしっかり使えるので自宅練習用アンプとしての実力は十分という、このPathfinder 10。

 

インテリアとしてもグッドだし、サウンドも使えるしと、非常に素晴らしいギターアンプです。発売されてだいぶ経ちますが、未だに第一線で売られ続けている、ホントにすごいやつなんです。

 

主に初心者さんの練習用アンプが想定される使い道ですが、上級者の方も、気軽にギターを弾くときの相棒として、十分使っていけますよ。