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ギター初心者の始め方を解説!7日間講座

【ギター初心者のための7日間講座】「 何から」「どうやって」を解説!
この記事はこんな人にオススメ
  • ギターは何から始めればいいか知りたい人
  • どのブランドどのモデルを選べばいいか知りたい
  • どうやって弾くのか知りたい人
  • ギター初心者向けのコードを知りたい人
  • ギター初心者向けの簡単なおすすめ曲を知りたい人

そんな方に向け、ギターの始め方をわかりやすく解説します。「憧れのアーティストのようにギターを弾きたい!」この記事は、そんな夢を応援する【ギター初心者のための7日間講座】です。

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かとうたかこ
かとうたかこ
この講座の内容を実践すれば、7日で一曲弾けるようになります。難しいことは抜きに、簡単に解説しています。どうぞ気軽に読んでください。

もくじ

ギター初心者は独学の場合何から始めたらいい?覚える?

最初に、ギターを弾く心構えをご説明します。

  • やさしい曲から始める
  • 一日5分をコツコツと
  • 指が痛くなったら休憩

なにより重要なのは、挫折しないことです。いきなりギターソロを弾こうとせず、やさしい曲から始めましょう。
そして、練習は短い時間をこつこつと続けてください。週末だけ一時間弾くより、毎日5分弾いたほうが上達します。ギターに触ることが習慣になるのが上達への近道です。
最初のうちはどうしても力が入り、指先や手首を痛めがちです。少しでも痛みがでたときは練習を休んでください。

ギターの種類はエレキギターとアコースティックギターの2種類

次に、ギターの種類をご説明します。ギターには大きく2種類あります。

  • アコースティックギター
  • エレキギター

その昔、世の中にはアコースティックギターしかありませんでした。エレキギターが誕生したのは1930年代で、アコースティックギターを改造したことが始まりとされています。

ここでは、アコギ、エレキそれぞれの特徴を解説します。

アコースティックギターとは?

かとうたかこ
かとうたかこ
通称「アコギ」と呼ばれるギターで、木でできた空洞ボディが特徴です。電源につなぐ必要が無く、ギターの「生音」をそのまま楽しむスタイルです。

メリット

電源が要らず、いつでもどこでも楽しめます。日々の練習でも、手に取ってすぐ弾けるのは、とてもラクです。弾き語りをしたい人におすすめのギターです。

デメリット

サイズが大きいので、移動の際は周囲に気を使います。また、音量が大きいので騒音トラブルにならないように気を付けてください。
音量を抑えたいときは、ボディの穴をふさぐと良いでしょう。

エレキギターとは?

かとうたかこ
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通称「エレキ」と呼ばれるギターで、電気で音を増幅させて使用します。アンプというスピーカーのような機材で音量を調整できるので、アコギよりもはるかに大きい音が鳴らせます。

メリット

アコギに比べ弦が細いので、押さえやすいのが魅力です。アコギで挫折したけど、エレキなら弾けるという人もいます。また、アンプやエフェクターと呼ばれる機材を使用すれば一台のギターで様々な音を楽しむことができます。

デメリット

ギター本体のほか、「アンプ」と「シールド」を購入する必要があります。練習中、電源コード類が絡まることがあり、少しストレスになります。また、アコギに比べると重く、持ち運びや長時間の演奏には不向きです。

ギターの選び方は?どのブランド・どのモデルのギターを選べばいいの?

アコギ、エレキともに様々なブランド・モデルのギターがあります。

主なブランド

フェンダー、ギブソン、エピフォン、ヤマハ、マーチン、フェルナンデス

主なモデル

ストラトキャスター、テレキャスター、レスポール、フライングV

ここでは、初心者におすすめのブランドとモデルをご紹介します。多くのギタリストに愛用されてきたギターで、中級~上級者になってもずっと使えるギターです。

初心者におすすめのブランド

初心者におすすめのブランドは、「フェンダー Made In Japan」と「エピフォン」の2つです。

フェンダー Made in Japan

かとうたかこ
かとうたかこ
米国フェンダーの日本製シリーズで、お手頃な価格と安定した品質が魅力です。作りが非常に丁寧でコストパフォーマンスに優れています。
ギターは木製のため、当たりはずれのある楽器です。しかし、フェンダー Made In Japanは個体差が少なく、どのギターも高品質です。

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エピフォン

ギター初心者向けの、とてもリーズナブルなブランドです。値段のわりに高品質で、エピフォンを愛用しているプロギタリストもいます。オアシス、ゆずなど国内外のアーティストに愛されています。
フェンダー Made In Japanとの大きな違いは、ギターの音質と見た目です。どちらも高品質ですので、弾き比べて選ぶとよいでしょう。

初心者におすすめのモデル エレキギター編

ストラトキャスター

エレキギターの中ではとても軽量で、初心者に扱いやすいモデルです。後述するチューニングもしやすくメンテナンスも簡単です。
音はとてもきれいかつ繊細で、どんなジャンルの音楽にも対応できます。また、上達するといろいろな奏法で弾くことができるので、長く楽しめるモデルです。

おすすめのストラトキャスター

おすすめのストラトキャスター2本をご紹介します。

初心者も押さえやすい柔らかい木材が使用されたモデルです。黒いネックが特徴です。

こちらはJPOPなど軽快な曲にも対応できるモデルです。白いネックが特徴です。

レスポール

かとうたかこ
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ストラトキャスターと比べると太くて温かみのある音が出ます。どちらかというと、ロック・ハードロック系に向いているモデルです。音量つまみなどの操作がシンプルで、初心者にもわかりやすい作りです。ただ、ストラトキャスターに比べると少し重いので、実際に手に取って弾き比べることをおすすめします。

おすすめのレスポール

おすすめのレスポール2本をご紹介します。

手の小さい人でも握りやすいように工夫されたモデルです。ハイポジション(高い音)も弾きやすい、初心者向けモデルです。

高級感のあるゴールドのペイントが魅力です。低音から高音までバランスが良い、スタンダードモデルです。

初心者におすすめのモデル アコースティックギター編

アコギには大きくわけて2種類あります。

  • クラシック・ギター
  • フォーク・ギター

一見すると見分けがつかないのですが、弾きやすさや音が大きく異なります。大きな違いは弦がナイロンかスチールかです。知らずに買うと「これじゃない!」となりかねませんので、注意しましょう。

クラシック・ギター

学校の音楽室にあるギターです。弦がナイロン製でフォーク・ギターに比べるととても弾きやすいのが特徴です。ピックではなく指弾きでの演奏が多く、温かくやさしい音が奏でられます。

おすすめのクラシック・ギター

おすすめのクラシック・ギターを1本ご紹介します。

入門者向けですが、デザインは高級モデルと同じです。国産ブランドですので高品質です。

フォーク・ギター

かとうたかこ
かとうたかこ
クラシック・ギターと違い、弦がスチール(金属)製です。クラシック・ギターのナイロン弦と比べると押さえるのに多少力が必要です。金属製の弦であるため、明るく軽快な音が出せます。弾き語りからポップスやロックまで、幅広いジャンルに対応できます。

おすすめのフォーク・ギター

おすすめのフォーク・ギターを1本ご紹介します。

飽きの来ないトラディショナルなデザイン、柔らかい優しい音が特徴のモデルです。

弾く前に覚えておきたいギター用語

ここから、ギター演奏に必要な知識・アイテムについて解説していきます。

チューナー

弦の音の高さを調整(チューニング)するアイテムです。6本の弦をひとつひとつ調整していきます。チューニングできていないギターはプロが弾いても「音痴」になります。練習前に必ずチューニングをしましょう。

「チューナー ギター」で検索すると色々なチューナーが見つかります。基本的な機能はどれも同じです。
また、無料のスマホアプリもたくさんあります。Google Playストア、Apple Storeでダウンロードし、使用してみるのもおすすめです。実際のチューニング方法は、この動画が参考になります。

コスパに優れたチューナーを1台ご紹介します。

ギター弦の老舗「ダダリオ」のチューナーです。電池駆動で、ギターのヘッドにつけるだけで使用できます。

ピック

ギターの弦を弾くアイテムです。様々な形・厚みのものがありますが、握りやすいものを選んでください。ピックは上達するにつれ、色々なものを試すことになると思います。「絶対にこれだ!」といったような正解はありませんので、その時々の感触で選んで問題ありません。

TAB譜

ギター専用の楽譜です。「たぶふ」と読みます。TAB譜があれば難しい理屈を学ぶ必要がありません。必ずTAB譜を使いましょう。
実際、プロのギタリストでも「TAB譜しか読めない」という人はたくさんいます。TAB譜はギター独自の奏法やアクセントを記載するのに便利で、ギタリスト必須のアイテムです。

タブ譜の読み方はこの動画が参考になります。

コード

かとうたかこ
かとうたかこ
簡単に言うと、「ジャラーン」と弾くときの押さえ方です。押さえ方はいくつもありますが、はじめは3~4種類知っていればOKです。
ちなみに、コードはその昔偉い人(?)が発明したものです。
「ドとミって一緒に弾くと良い感じ」や、「ドとミとソにするともっと良い」という法則をまとめたものです。

初心者のための7日間講座

準備が整ったところで、初心者のための7日間講座をはじめたいと思います。この講座では、誕生日ソングの定番「Happy Birth Day」を目標にしています。まずは一日5分を目安に練習してください。

【1日目】1つめのコード「G」を押さえよう

5.1. 【1日目】1つめのコード「G」を押さえよう

1日目は「G」というコードを練習しましょう。図のように3本の指で押さえてください。

最初は、とても難しいと思います。「こんなのムリ」と思うかもしれませんが、あなただけではありません。みんなが通る道ですので、焦らず練習してください。

なんとなく押さえられるようになったら、実際に弦を弾いてみましょう。はじめは音がビリビリしたり、反対に音を消してしまったりします。1日でできなくても、7日後には押さえられるようになりますので安心してください。

【2日目】2つめのコード「D」を押さえよう

5.2. 【2日目】2つめのコード「D」を押さえよう
2日目は「D」というコードを練習しましょう。

3本の指が重なりそうな位置になるため、Gに比べると少し窮屈です。5弦と6弦は弾かないのが正解ですが、今は6弦すべて弾いてかまいません。1カ月、2カ月先上達したら意識すれば大丈夫です。

【3日目】3つめのコード「C」を押さえよう

5.3. 【3日目】3つめのコード「C」を押さえよう
3日目は「C」というコードを練習しましょう。6弦は弾かないのが正解ですが、今は弾いてしまって問題ありません。6弦を鳴らしても自然な音が鳴ります。

3日目まできたら、試しに「G」「D」「C」3つのコードを順番に押さえてみましょう。ここでは弦を鳴らさなくても構いません。

【4日目】G→Dを弾いてみよう

【4日目】G→Dを弾いてみよう

4日目から少し曲っぽくなります。慌てずゆっくり練習してください。ここでは、1日目の「G」から2日目の「D」への移動を繰り返してください。

かとうたかこ
かとうたかこ
「G」をジャラーンと弾いたら、「D」をジャラーン。また「G」に戻してジャラーン。G→D→G→Dと、ゆっくり自分のペースで練習しましょう。

最初はほんとうに難しく、数回やっただけでとても疲れると思います。つらくなったら休憩し、休みながら練習してください。

【5日目】G→Cを弾いてみよう

G→Cを弾いてみよう
5日目は「G」から「C」への移動を練習してください。4日目までの内容がまだできていなくても大丈夫です。完璧に仕上げるのではなく、50%ぐらいの出来で次に進みましょう。

ここでも慣れてきたらG→C→G→Cと繰り返してください。

【6日目】C→Dを弾いてみよう

C→Dを弾いてみよう
6日目は「C」から「D」への移動です。4日目・5日目に比べ、少しだけ慣れてきたのではないでしょうか。

ここまでの内容で、練習曲「Happy Birth Day」を弾く準備は完了です。疲れていたら少し休み、次に進みましょう。

【7日目】Happy Birth Dayを弾いてみよう♪

いよいよ、最終日、「Happy Birth Day」に挑戦です。ここまでやったコード移動を組み合わせれば曲の完成です。この動画を参考に練習してみましょう。

最初はとても難しいので、タイミングやテンポはバラバラで構いません。今はテンポを気にせず、ちゃんと押さえられることを第一に練習してください。

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ギターは何ヶ月くらいで弾ける?上達を感じることができるの?

かとうたかこ
かとうたかこ
いかがでしたか?7日間でギター演奏の感触はつかんでいただけたかと思います。7日間で完璧にできる人はいません。まずはこの「Happy Birth Day」をコツコツ練習しましょう。

では、何カ月すれば人前で演奏できるレベルになるでしょうか?個人差はありますが、一カ月がおおよその目安になります。

毎日欠かさずでなくても、一カ月それなりに弾いているといつの間にか原曲のテンポで弾けるようになっています。ギターソロは難しいかもしれませんが、コード進行で一曲通して弾けるようになるはずです。

ギターの練習は1日何時間くらいすればいいの?目安を教えてください。

一日5分でかまいません。最初から一時間もやると、指先や手首を痛めます。「まずは5分でいいや」と気軽に練習してください。いざ練習を始めたら、あっという間に時間が過ぎていた!というのが理想です。

冒頭で述べましたが、「週末一時間より毎日5分」の人が上達します。何事も継続は力なりなのです。

ギターは独学でも大丈夫なの?

独学で大丈夫です。今は書籍だけでなく、ブログ、YouTube、SNSなど無料で学べる教材がたくさんあります。自分に合った教材を見つけ、楽しく続けましょう。

ただし、どうしても理解できない、ひとりでは解決できない壁にぶつかったときはギター教室のレッスンを検討しましょう。体験入学が無料の教室もあるので、自分にあった先生を探すことができます。



初心者でも弾ける簡単な曲

ここでは、ワンランク上の曲をご紹介します。と言っても、この講座で学んだ3コードにひとつ足すだけです。良かったらチャレンジしてください。

Bob Dylan – Knocking on Heaven’s Door (Original 1973)

G/D/C/Amの4つのコードを使います。

https://www.youtube.com/watch?v=cZFvQcTLkhE

Green Day – Good Riddance (Time Of Your Life)

G/D/C/Emの4つのコードを使います。

おすすめの本

おすすめの入門本を3冊ご紹介します。いずれも一流のギタリスト(ギター講師)によって書かれたものです。初心者がつまずきやすいポイントを丁寧に解説しています。

アマゾンで注文することもできますが、Kindle Unlimited(月額980円)に加入すると、どれも無料で入手できます。

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ギターを始める年齢はいつくらいがいいの?

かとうたかこ
かとうたかこ
何歳でも構いません!やりたいって思った日が吉日です。早すぎるとか遅すぎるなんて考えなくていいですよ。

ギター初心者のためのポイント:まとめ

今回は「ギター初心者のための7日間講座」をご紹介しました。

要点まとめ
  • 練習は一日5分をコツコツと
  • 初心者はフェンダーMade In Japan、エピフォンがおおすすめ
  • GCD3つのコードで「Happy Birth Day」を練習しよう
  • 一か月すれば原曲のテンポで弾けるようになる

初心者でも、ひとつひとつ練習すれば、憧れのアーティストの曲が弾けるようになります。ひとりで弾くのもよし、仲間と演奏するのもよし、あなたに合ったギターライフを楽しんでください。

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