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【レビュー】Fender Made in Japan Hybrid 60s Jazzmaster USAを感じる日本製ジャズマス。

本日は、日本製フェンダーの「Made in Japan Hybrid 60s Jazzmaster」について、レビューさせていただこうと思います。

ついに出ました、Hybridシリーズからのジャズマスター、これはとっても楽しみです!

この記事はこんな人にオススメ
  1. MIJ Hybridシリーズのジャズマスターについて知りたい
  2. 日本製フェンダーで海外製に近いサウンドのジャズマスが欲しい
  3. 弾きやすさでジャズマスターを選びたい

Made in Japan Hybridシリーズの新製品

先日、「新製品情報」として、フェンダーのMade in Japan Hybridシリーズから各種新モデルがリリースされた旨、総括的に記事を書かせていただきました。

【新製品情報】Fender Made in Japan HybridにSSHストラトなどの新モデル!今回は、新製品情報のお届けです。 日本製フェンダーの「Made in Japan Hybrid」シリーズに、今回、新たなラインナッ...

今回ご紹介する、Hybridのジャズマスターは、これまでのHybridシリーズにはラインナップされておりません。従って、これまでは、日本製フェンダーでジャズマスを買おうとすると、従来型の「Traditional」シリーズから選ぶしかなかったのが現状でした。

今回、このHybridシリーズのジャズマスターが追加されたことで、日本製フェンダーのジャズマスターについては、大きく選択肢が広がったことになります。

従来型のTraditionalなジャズマスターとの違い

ところで、従来型のジャズマスターについては、以前、レビュー記事を書かせていただいておりました。

【レビュー】Fender Made in Japan Traditional 60s Jazzmaster 国産ジャズマス…そのサウンドは?本日は、日本製フェンダーのジャズマスター、Fender Made in Japan Traditional '60s Jazzmaste...

こちらの記事でも少し触れているのですが、これまでの日本製フェンダーのジャズマスターは、音が良くも悪くも繊細で、シングルらしさを残しつつサウンドの太さを感じることが出来る海外製のジャズマスターに比べると、少し音がストラト寄りに感じる…というふうに評価されています。

もちろん、これはこれで魅力あるギターなのですが、「USA的なサウンドを持つジャズマスターを、日本製の価格で」というニーズに応えるものではなく、どちらかというと「別のギター」というふうに理解した方が良さそうなニュアンスでした。

結局、日本製フェンダーとUSA製フェンダーは、何が違うのか?当ブログでは、エレキギター・エレキベース業界における、ある種の「標準」であり、そして最大手でもあるフェンダーのギター・ベースについて、た...

Hybridのジャズマスターは海外製に近いサウンド!

とまあ、このように、日本製フェンダーのジャズマスターの特徴を振り返った上で、今回のHybridジャズマスターは、どのようなサウンドなのか…。

結論から先に言いますと、「かなり海外製のサウンドに近づいている!」といった感じです。Tradiotionalのジャズマスターと弾き比べると、サウンドはかなり図太く、海外製ジャズマスターを弾いたときに感じるあの迫力に、かなり近い手応えを感じることができます。

その背景にあるものとして考えられるのが、フェンダーのAmerican Professionalシリーズと同様に、ピックアップをV-modシリーズにしていること。そのため、そのサウンドの特性は、アメプロのジャズマスターに相当近いものを感じることができるのです。

この1点だけを取ってみても、このジャズマスター、魅力的です。

Hybridシリーズらしく、弾きやすさにもこだわりを。

そして、弾きごこちの部分については、既にリリースされている各種のHybridシリーズと同様に、ミディアムジャンボフレットの採用やサテン仕上げのネックなど、より現代的な仕様になっており、抜群の弾きやすさ・扱いやすさを誇っています。

とりわけ、ミディアムジャンボフレットの恩恵は大きく、これまでのジャズマスターとは大きく異なるプレイアビリティを感じます。ここまで弾きやすいと、プレイスタイルも変わってくるのではないか、と思わせるくらい、弾き手に訴えかけてくるものがありますね。

価格は…Traditional+1万円強!あとはお好みで

さて、気になるHybridジャズマスターの価格ですが、税込みで約12万円前後くらいとなっています。

ちなみに、ライバルとなりうるTraditionalのジャズマスが11万円弱くらいで販売されているので、おおむね1万円強くらいの価格差があるようなイメージです。

TradiotionalとHybrid、同じジャズマスターでもサウンドの特徴が結構違うので、これらは価格も含めて競合させるというよりは、どちらかというと両者を試奏して、気に入ったサウンドの方を購入する方が、満足度の高いお買い物になるのかなあ…と思います。

まとめ…本格的なジャズマスターを、ついに日本製で!

ということで、今回、Hybridのジャズマスターについて、主にTraditionalシリーズと比較しながら、レビューしてみました。

このジャズマスターの意義は、とにかく、「これまで海外製でしか得られなかった、図太いサウンドのジャズマスターを、ついに日本製でも味わうことが出来る」ということにつきると思います。

従来型のTraditionalジャズマスター、もちろんこれはこれで良いギターではあったのですが、たとえばUSA製やメキシコ製と弾き比べたときに、少し違いを感じたのは事実。

今回のHybridジャズマスターは、旧フェンダージャパン時代も含めた日本製のジャズマスターとは異なり、かなり海外製に寄せたサウンドになっているので、もしそうしたサウンドを指向される方がいらっしゃれば、これは非常にお買い得で、そして使い勝手の良いギターになるのではないかと思います。

とにかく、これは本当にオススメです。ついに日本製フェンダーが「フェンダージャパン」じゃなくなった…そう感じさせる一品でした。

 

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かとうたかこ
気がつけば、ギター・ベース歴は20年。ギターなどの楽器と音楽をこよなく愛する社会人のブログです。更新情報はTwitterやFacebookでも発信しているので、ぜひ下のTwitter・Facebookアイコンからフォローしてください!