本日は、日本製フェンダーのジャズマスター、Fender Made in Japan Traditional ’60s Jazzmasterをご紹介しようと思います。
- お手頃価格のフェンダー・ジャズマスターが欲しい
- ジャズマスターの各種スイッチについて知りたい
- ストラトよりも少し太いサウンドのギターが欲しい
- 日本製フェンダーのジャズマスターのサウンドを知りたい
もくじ
日本製フェンダーの概要
日本製フェンダーが正式に「フェンダー」として取り扱われるようになり、改めてその品質の高さが評価される中、現在のラインナップは大きく
- Traditionalシリーズ:主要なヴィンテージの人気モデルを復刻したような形のもの
- Hybridシリーズ:ヴィンテージを基本としつつ、現代的なアレンジを施したもの
といった形になっており、今回紹介するジャズマスターは、そのうち「Traditionalシリーズ」に位置づけられます。
Traditionalシリーズのジャズマスター
Traditionalシリーズということで、その設計は基本的に60年代のジャズマスターを踏襲しており、アルダーボディのローズウッド指板、大型のシングルコイルピックアップ2基、プリセットスイッチ、21フレット仕様、ドットインレイ、ヴィンテージ型のサドル、フローティングトレモロといったような設計になっています。
ところで、よく「ジャズマスターはスイッチがたくさんあって、なにをどうすればいいかよく分からん」というような話を聞きますが、ジャズマスターの場合、プリセットスイッチの役割さえ押さえておけば楽勝です。
このスイッチをオンにすると、トグルスイッチによるピックアップの切り替え状況にかかわらず、強制的にフロントピックアップのみになり、その状態の場合はプリセットスイッチ下(右利きの人が弾いている場合、右の位置に来ますね)にあるボリュームとトーンが効くようになる、という具合です。これにより、本体側でリードとバッキングの音の切り替えがしやすくなっています。
ジャズマスターといえば、リードをとるというよりは、どちらかというと、バッキングで活躍するギターというイメージが強く、基本的にはそのとおりだと思うのですが、工夫次第で、十分にリードを弾くこともできます。せっかく、さまざまな設定が本体でできるギターですので、このあたりの奥深さもぜひ、味わっていただければと思います。
サウンド面への評価
さてさて、サウンド面はどうでしょうか。
同じフェンダー系のギターと比較すると、明らかに音が太いです。とはいえ、そこはフェンダー。あの「チャキチャキ」感はしっかり残っています。
バンドサウンドに入ったときの音抜けや存在感も良く、とりわけフロントとリアのミックスにした状態におけるアルペジオは絶品です。
ジャズマスターというと、グランジ系のサウンドを想像する人が多いようですが、結構どんなジャンルにも持っていけてしまう懐の深さがありますね。
そんなジャズマスターは、フェンダーならではの繊細さと、フェンダーらしからぬパワフルなサウンドとが同居している、そんなギターだという印象を持っています。
海外製ジャズマスターとはサウンドが違う?
さて、そんな「音の太さ」を売りにしているジャズマスターなのですが、日本製の特徴として、USAやメキシコ製と比べると、少しだけ音が繊細なような印象を受けます。ジャズマスターではあるのですが、ややストラトに寄せたサウンドテイスト、といったところでしょうか。
これは、テレキャスやストラトで日本製フェンダーとUSA・メキシコ製を弾き比べたときより、はっきりとしたサウンド差を感じることができます。
ただ、これはどちらがいいか悪いかというよりは、「サウンドの特徴の違い」として理解すると良いでしょう。現に、カッティング中心に使いたい場合は、むしろ日本製ジャズマスターの方が扱いやすいと感じる場合もあります。
イメージで言うと、繊細な順に「ストラト>日本製ジャズマス>海外フェンダーのジャズマス」といったところでしょうか。これはもう、弾き比べながら、好みのサウンドを選べばいいのかなあ、というふうに思いますね。

ジャズマスターの買取価格は?
FENDER USA American Original 60s Jazzmaster / 3 Color Sunburstは美品だと130,000円ほど
FENDER USA Artist Series Lee Ranaldo Jazzmasterは美品だと65,000円ほど
FENDER MEXICO Blacktop Jazzmaster HHは美品だと35,000円ほどとなりますので気になる方は下のギター買取おすすめ店から比較してみるのも悪くないかもしれません。


価格とまとめ
ちなみに、この日本製ジャズマスターは、価格は概ね10万円程度。同程度の価格帯では、スタンダードなジャズマスターはあまりなく、日本製フェンダーの独壇場といったところでしょう。
最近、少しずつユーザーが増えてきたと言われるジャズマスターですが、まだまだライブハウスなどで見かける機会は少ないです。
ですが、こういう、ストラトらしさを残しながらも芯の太さを感じるサウンドは、まさにライブ派のミュージシャンの方にこそオススメ。
ぜひ今こそ、ジャズマスターを手に、ライブへ飛び出してみてはいかがでしょうか。

そういったときは、楽器店の下取りに持ち込んでも良いのですが、やはり重たい楽器ともなると、持って行くのも少し面倒だったりするもの。
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