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【レビュー】Xotic EP Booster シンプルで奥の深いブースター。

本日は、Xoticの定番ブースター、EP Boosterについてご紹介させていただこうと思います。

たったつまみが1つだけの、ごくシンプルなエフェクターに見えますが…これがなかなか、奥が深いんです。

それでは早速、具体的に見ていきましょう!

この記事はこんな人にオススメ
  1. Xotic EP Boosterの評価・口コミを知りたい
  2. とにかくシンプルなブースターが欲しい
  3. EP Boosterでどんな音作りができるのか調べたい
  4. EP BoosterとMXR Micro Ampを比較したい

 

通すだけで「音が良くなる」ブースター

高品質で、比較的シンプルなエフェクターを作っていることに定評のあるメーカー、Xotic。

直感的に操作できるそのシンプルさと、通すだけでサウンドのクオリティがワンランク上がる、その分かりやすさは、「通すだけで音が良くなる」と表現されるほどに、書くエフェクターで高く評価されています。

当ブログでも、いくつか、Xoticのエフェクターをご紹介させていただいているところです。

 

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1つまみのシンプルさ、かと思いきや…

さて、今回ご紹介するEP Booster。

見てのとおり、コンパクトなサイズの筐体に、フットスイッチ1つと、つまみ1つだけという、きわめてシンプルなつくりになっています。

フットスイッチはエフェクターのオン・オフ。そして、つまみはゲインコントロールです。

基本的にはブースターなので、サウンドを大きく変えるような変化ではなく、あくまでブースト量のコントロールとして使うことになるのですが、それでも12時を超えた当たりまで回すと、歪みが増してくる感じがしてきます。

ディップスイッチでサウンドに変化を!

でも、このEP Booster、単なる「1つまみのエフェクター」ではないんです。

実はこのエフェクター、筐体の裏ネジをはずして、中の基板を見てみると、2つのディップスイッチがついています。

スイッチにはそれぞれ、「1」と「2」があり、「1」が低音のブースト、「2」が高音のブーストに影響し、オンにするとよりブースト量が強まります。

両方をオフにすると、ヴィンテージ系の楽器やにぴったりな、角の取れた丸いサウンドになり、逆に両方をオンにすると、パワフルで張りのある、モダンなサウンドに変化します。

ちなみに、デフォルトでは「1:オフ、2:オン」になっています。ですので、楽器屋さんで試奏するときには「適度にローが削れて、逆にハイが強めのサウンド」になっていると考えれば良いでしょう。

18Vまで対応!サウンドに更なる深みを

そして、このEP Booster、普通に電池で使うときには9V対応になるのですが、ACアダプターやパワーサプライを使うときには、最大18Vまで昇圧させることができます。

これを18Vまで昇圧させると、サウンドに奥行きと深みが出て、非常にクオリティの高いサウンドに仕上がってきます。個人的には、クリーンブースターとして使う際には、ぜひ18Vまで昇圧させて使いたいな、と思います。

サウンドに艶が出る!

さて、その実際のサウンド。


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オンにするだけで、サウンドに厚み、深み、そして何より艶が加わってくるのが、よくお分かりいただけるかと思います。

ですので、ギターソロのときに踏み込んで音量を稼ぐなど、純然たるブースターとしての使い方のみならず、単純にサウンドをワンランクアップさせるための、プリアンプ的な使い方もアリだと言えそうです。

MXR Micro Ampとの比較

ところで、シンプルな設計のブースターというと、忘れてはいけないのがMXR Micro Amp

 

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この、MXR Micro Ampと、Xotic EP Boosterは、完全に競合するライバル関係にあるといって良いでしょう。

とはいえ一方で、これら2つを弾き比べてみると、個人的にはサウンドの方向性が結構違うので、実は好みは結構分かれるのかも…と思っています。

MXR Micro Ampの方が、中域をしっかりブーストするので、どちらかというとギターソロの時のブースター向き。一方のEP Boosterの方は、ディップスイッチ如何にもよりますが、基本的には高域に張りを作り出すので、プリアンプ的な使い方が合っている感じ。


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もっとも、これはあくまでサウンドの傾向だけなので、最終的にはお好みで使い分けていただけそうではありますね。

【まとめ】シンプルだけど奥が深い!

このように、今回ご紹介したEP Boosterは、一見、1つのつまみだけというシンプルな設計に見えますが、ディップスイッチの切り替えでサウンドの方向性をコントロールしたり、18Vに昇圧したりと、思いの外サウンドバリエーションが幅広く、奥の深いエフェクターなんです。

そして、どのような設定をしたとしても、単なるブースターのみにとどまらず、ギターのサウンドクオリティをワンランク上げる方向に働くので、プリアンプ的に活用しても面白い1台。

MXR Micro Ampとの比較もまた、悩ましいですね。

シンプルさと奥深さが、非常に魅力的なエフェクターです。サイズもコンパクトで場所を取りませんし、ぜひぜひ、足下に1台、置いてみてくださいね♪

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かとうたかこ
気がつけば、ギター・ベース歴は20年。ギターなどの楽器と音楽をこよなく愛する社会人のブログです。更新情報はTwitterやFacebookでも発信しているので、ぜひ下のTwitter・Facebookアイコンからフォローしてください!