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布袋寅泰

布袋寅泰さんのギタープレイ、コピーの難易度を整理してみた。

日本を代表するギタリストの一人と言って良い、布袋寅泰さん。

個性的なシグネチャーモデル、布袋さんが奏でる印象的なギターリフ、グルーヴィーなカッティング、感情的なギターソロ、多くの人の印象に残る楽曲制作など、その魅力は枚挙にいとまがありません。

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そんな布袋さんのギタープレイは、当ブログの過去記事でもご紹介したように、ギター初心者の方の練習材料としてもぴったりですし、そして中~上級者の方にとっては、そのグルーヴ感の再現の難しさを堪能できるという、まさにすべてのギタリストにとっての教科書的な存在。

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今回は、そんな布袋さんの楽曲とギタープレイについて、主に初心者~中級者の方を想定しながら、コピー難易度の目安などについて、ご紹介しようと思います。

なお、難易度は、あくまで初心者~中級者の方がコピーする楽曲を選ぶときの目安として、私自身の主観や経験に基づいて設定したものであり、楽曲の評価とは全く異なる点、くれぐれもご理解ください。

この記事はこんな人にオススメ
  1. 布袋さんのコピーをしたいので、楽曲ごとの難易度を聞きたい
  2. 布袋さんのどの曲がギターソロの弾き応えがあるかを知りたい
  3. バンビーナのギターの難易度を教えてほしい
  4. BOOWY時代・COMPLEX時代の布袋さんのギタープレイについても知りたい

BOOWY時代編

まずは布袋さんの最初のキャリアである、BOOWY時代の楽曲。パンキッシュな中にブラックミュージックやニューウェイブのノリを取り入れた楽曲は、1980年代のものでありながら、今聴いても全く古さを感じないどころか、むしろ新鮮に感じるほどです。

No New York

  • バッキング・ギターリフ:★
  • ギターソロ:★

BOOWYの代表曲でもあり、BOOWY以外も含めて、バンド初心者の定番曲とも言って良いのが、このNo New York

ギターは8割方がパワーコードを軸に展開されており、コード進行も非常にシンプルで、ギター初心者の方でも「弾けた」感が味わいやすい楽曲です。

とはいえ、ベース音だけを下ろしていくクリシェとか、ポイントで出てくるアルペジオとか、全くのパワーコードオンリーで弾ききれるわけではなく、初心者の方の練習ポイントもしっかりセットされています。

またこの曲、間奏が単調になりがちなのですが、そこをどうフォローしていくかも腕の見せ所。CASE OF BOOWYバージョン、1224バージョン、LAST GIGSバージョンなどを聞き比べ、弾き比べてみても面白そうですね。

Marionette

  • バッキング・ギターリフ:★★
  • ギターソロ:★

このMarionette(マリオネット)もBOOWYの代表曲。あまりに有名なイントロのギターは、アラフォー以上のギタリストの方なら1度は弾いたことがあるでしょう。このギターリフは、リズムがブレないようにプリング・ハンマリングをきっちり鳴らしきることが「弾けた」感を味わえるコツかと思います。

ギターソロは、布袋さんの単音弾き系ソロの中ではかなりシンプルです。CD版にしても各種ライブ盤にしても、それほど難しくないので、ぜひぜひ、トライしてみてください♪

わがままジュリエット

  • バッキング・ギターリフ:★★★
  • ギターソロ:★★★

某ネット掲示板の有名なコピペで「ちょっと渋すぎるか」とか言われてしまっている楽曲ですが、これもBOOWYの代表曲と言って良いでしょう。

この曲はとにかくライブ版が秀逸で、とりわけLAST GIGSの幻想的なBメロカッティングとエモーショナルなギターソロが、個人的にはとても大好きです。

LAST GIGS版のギターソロは、譜面を追うだけなら何とかなるのですが、感情を込めて弾き切るとなるとなかなか難しく、特にアウトロはなかなかのものです。また、CASE OF BOOWY版になると、譜面を追うのも結構難しく、BOOWY時代のギターソロとしては屈指の難易度を誇ると言って良いでしょう。

Bad Feeling

  • バッキング・ギターリフ:★★★★★
  • ギターソロ:★★

布袋さんのギターリフといればコレ!Bad Feelingです。

BOOWY時代にもライブの定番曲となっていましたが、布袋さんのソロ活動においてもかなりの頻度で演奏されている楽曲です。

とにかくこの曲は、イントロのギターリフをどれだけグルーヴィーに弾けるかがポイント。ブラックミュージックにも造詣が深い布袋さんだからこそのフレーズとグルーヴ感を再現するのはなかなか難しいものがありますが、ご本人による解説動画などもありますし、これだけの有名曲なので、YouTubeなどには弾いてみた動画もたくさん上がっています。

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譜面どおりに弾けることと、本人と同じグルーヴ感を出すことは全くの別問題。そのことを象徴するギタープレイかもしれません。

Cloudy Heart

  • バッキング・ギターリフ:★★
  • ギターソロ:★★

こちらは逆に、氷室京介さんを代表する楽曲になっているCloudy Heart。もちろん、氷室さんのヴォーカルに心惹かれるものがあることは言うまでもありませんが、BOOWY時代にはその氷室さんの歌声に彩りを添えていたのが、布袋さんの美しいギターです。

バッキングは基本的にはコードワークが中心で、それほど難しいプレイはないのですが、この曲の要となるのが、Aメロにおけるボリューム奏法。ピッキング時にはボリュームをオフにしておき、後から手元または足下でボリュームを上げることで、幻想的な雰囲気を作り出すプレイです。

ギターソロも、単純な難易度だけで言うとそれほど難しいものではないのですが、この楽曲の雰囲気に合うように、感情を込めて弾くことができるかどうかがポイントです。

かとうたかこ
かとうたかこ
ちなみにこのCloudy Heartのギターソロ、どのライブ版を聞いても、布袋さんはCD版と同じフレーズを弾いています。アドリブが不要なほどに完成されきったギターソロ、ということなんでしょうね。

COMPLEX編

ここからはCOMPLEX時代の楽曲です。吉川晃司氏とのユニットであるCOMPLEXは、決して活動期間は長くなかったのですが、当時の音楽シーンに強烈な印象を残しました。

また、東日本大震災のチャリティライブの位置づけで行われた「日本一心」で再結成され、当時の楽曲を円熟味あふれるプレイで演奏するその様子は、多くの人を元気づけたものでした。

BE MY BABY

  • バッキング・ギターリフ:★
  • ギターソロ:★★★★

まずはファーストシングルでもあり、代表曲でもあるBE MY BABYから。

ミドルテンポのキャッチーなメロディがとても印象的な楽曲です。この曲、バッキングは正直言ってそれほど難しくないのですが、ギターソロは速いパッセージのフレーズがあったり、布袋さんには珍しいライトハンド(タッピング)があったりと、なかなか難易度が高いです。

ちなみに、布袋さんのソロバージョンでは、サスティナー付きの布袋モデルが使われていたりしますね。DVD「ALL TIME SUPER BEST TOUR」でその様子が楽しめます。

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2人のanother twilight

  • バッキング・ギターリフ:★★★★
  • ギターソロ:★★★

Bad Feelingに並ぶ、布袋さんのカッティングを代表するもう一つの楽曲が、このCOMPLEX時代の「2人のanother twilight」。

イントロの、スライドを織り交ぜながらの軽快なカッティングは、譜面で追うだけならBad Feelingよりはまだとっつきやすいかな、と思うのですが、実際にあの布袋さんのグルーヴ感が出せるかというとまた別問題なのはおんなじ。このリフ、歌メロに入ってからも随所に登場するので、何度も練習して、しっかりとモノにしたいところです。

またこの曲、イントロのカッティングのみならず、ギターソロもシンプルながら聴き応えあるフレーズになっています。終盤のチョーキングを混ぜながらのフレーズは、まさに見せ場。音程を外すことなく、しっかりと決めたいところです。

布袋寅泰ソロ活動編

ここからは、布袋さんのソロの楽曲をご紹介していきます。BOOWY解散後にリリースされた「GUITARHYTHM」を皮切りにしたギタリズムシリーズをはじめ、さまざまなスタイルのアルバムをリリース。

ギターを弾かない人、布袋さんをあまり知らない人でも「あれ、この曲、どこかで聴いたことがあるぞ」と思わせられる、一度聴いたら忘れられないギターリフが、布袋さんの最大の特徴だと言って良いでしょう。

Fly into your dream

  • バッキング・ギターリフ:−
  • ギターソロ:★★★★★

まずはGUITARHYTHM IIに収録され、ライブの定番曲の1つとなっている「Fly into your dream」。8分の6拍子のリズムの中、どこか浮遊感のある幻想的な優しいメロディがとても印象的な楽曲ですが、「FLY!」の合図とともに奏でられるアウトロでは雰囲気が一変、スローなテンポは維持しつつも、かなりハードなギターソロが展開されます。

布袋さんには珍しく、かなり早弾きも多く、またサスティナーの存在を前提にしたフレーズも多々あるなど、再現は一筋縄ではいきません。

一方で、音の選び方については、大きくスケールアウトしたようなものはあまりなく、感情込めた演奏のスタイルも含めて、ある意味「ギターソロの教科書」ともいえるようなフレーズだとも言えます。

サレンダー

  • バッキング・ギターリフ:★★
  • ギターソロ:★★

GUITARHYTHM IVに収録された、布袋さんの強いメッセージが込められた楽曲、サレンダー(SURRENDER)。

ギター演奏的には、コードワークが中心で、それほど難しくはないのですが、「このコードを、このリズムで弾くだけで、この楽曲になる」とも言えるくらい、特徴的なリズムを持っているのがこの曲の特徴。コード弾きだから簡単と侮ることなく、しっかりと縦を揃えた演奏に注意していただきたいところです。

また、この楽曲の最大の見どころは、ギターソロの後半、いわゆる「単音ソロ」。こちらも譜面を追うだけなら簡単なのですが、この簡単なフレーズを感情を込めて聴かせることはなかなか難しいものがあります。

バッキングにしてもギターソロにしても「楽譜だけ見ると簡単だけど、そこに感情を込めて『聴かせる』のは難しい」という楽曲だと言えそうです。

なお、この楽曲も、布袋さんのキャリアの中で、さまざまなライブで演奏されていますが、個人的にはALL TIME SUPER BEST TOUR版が、アウトロのギターソロなども含めて大好きです。

POISON

  • バッキング・ギターリフ:★★
  • ギターソロ:★★

布袋さんの楽曲の中で屈指の知名度を誇るのが、この「POISON」。森雪之丞氏の詞も相まって、ポップなメロディの中に怪しげな魅力が同居する、とても素敵な楽曲です。

ベースから始まるイントロが印象的なこの曲、ギターはオクターブ奏法によるバッキングが曲を支配しています。とにかくこの曲は、ベースと縦を揃えてノリを出していくことが非常に重要ですので、単に弾ければOKではなく、ぜひそうした一体感を意識した練習をしていただければと思います。

ギターソロについては、アルペジオ的なフレーズをクリーンで奏でる前半と、ドライブさせて感情的に弾ききる後半とに大きく分かれますが、楽譜で見るフレーズはそれほど難しくなく、譜面を追うだけなら割と容易かと思います。ただし、ドライブパートの後半は少し運指にクセがありますので、慣れないうちは指がうまく動かず、苦労するかもしれません。

ちなみにこの曲、コブクロとの共演において演奏されたことでも有名ですね。バッキングに徹する布袋さんを久しぶりに見て、思わず身を乗り出したギター弾きの方も多かったのではないでしょうか。

スリル

  • バッキング・ギターリフ:★★
  • ギターソロ:★★

一般的には、あの特徴的なイントロのシンセが「江頭2:50のテーマ」ということで知られてしまっているこの「スリル」ですが、そのイメージを抜きにすると、パンキッシュで疾走感ある、非常にかっこいいロックンロールナンバーです。

ギター的にはパワーコードを軸にした比較的シンプルなバッキングと、テンポが速いながらも8分音符が中心でそれほど苦労なく譜面を終えるギターソロとで、かなり取り組みやすい楽曲だと思います。

ちなみにこの曲、CD版ではキーがFなのですが、ライブでは半音下げのEで演奏されることがほとんどです。

バンビーナ

  • バッキング・ギターリフ:★★★
  • ギターソロ:★★★★

キャッチーなメロディー、森雪之丞さんのセンスある歌詞、ギターの生々しいサウンドがとても印象的な布袋さんの代表曲、バンビーナ

テレキャスターの良さが、布袋さんのギタープレイで余すことなく引き出されているこの曲のバッキング、多くのギタリストが一度はコピーしたいと思ったことでしょう。

バッキングはテンポこそ速いものの、フレーズ的にはパワーコードが中心で、あとはどれだけこのテンポについていけるかというところですが、この曲の難易度を高くしているのがギターソロ

このテンポで、音数も多く、また展開もドラマティックで、すべてを弾ききれるようになるには相当な練習が必要になることでしょう。まずはゆっくりで良いので、丁寧に各フレーズを分解し、それぞれのフレーズがどのような表現をしようとしているのかをしっかり理解することが、遠回りなようで、この曲のギターソロをマスターする近道だと感じます。

【まとめ】譜面は追えるけど再現は難しい…練習あるのみ!

今回、布袋寅泰氏のギタープレイについて、そのキャリア初期の頃の楽曲からおおまかにコピー難易度をご紹介させていただきました。

別記事でも書いているように、布袋さんのギタープレイは、全体的に譜面を追うだけなら決して難しくないのですが、そこに布袋さんのグルーヴ感を取り入れようとすると、一気に難易度が高まるのが面白いところです。

布袋さんの楽曲は、まだまだご紹介していないものも含めてたくさんあるので、今後本記事については、定期的に追記し、内容を充実させていきたいと思います!

かとうたかこ
かとうたかこ
布袋さん関係記事、改めてここにもご紹介させていただきますので、合わせてぜひご覧くださいね♪
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