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【レビュー】Dimarzio DP100 Super Distortion 超ロングセラーのハムバッカー

本日は、ディマジオのギターピックアップ、DP100 Super Distortionについてご紹介させていただこうと思います。

この記事はこんな人にオススメ
  1. Dimarzio・Super Distortionの評価・口コミを知りたい
  2. Super Distortionのサウンドの傾向を聞きたい
  3. Super DistortionとTone Zoneの比較をしたい
  4. 安いレスポールを生まれ変わらせるためのピックアップを探している

ディマジオの超ロングセラー

ギター用ピックアップメーカーとして、長きにわたり、数々のピックアップをリリースしてきたディマジオ

当ブログでも、これまでいくつかディマジオのピックアップをご紹介してきましたが、特にハムバッカーについては、ハードロックやメタル系のジャンルによく合う、歪みのノリが良いモデルが多い印象があります。

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そんな中、今回ご紹介するSuper Distortionは、1970年代にリリースされて以降、実に40年以上も多くの人に愛用されてきた、超ロングセラーのピックアップです。

なお、このSuper Distortion、リリースされた時期によって、サウンドの特性に若干の違いがありますが、今回の記事では、現在入手することができるバージョンについてご紹介させていただこうと思います。

魅力的な中域~高域、そして低音もしっかりと

さて、そんなSuper Distortionについて、早速、サウンドを聴いてみることにしましょう。


DiMarzio: Super Distortion (Bridge) Demo


Phil Collen for DiMarzio Super Distortion Pickup

一聴しただけで、非常にきめ細かく、パワフルで、美しいディストーションサウンドであることが、よくお分かりいただけるのではないでしょうか。

とりわけ、中域から高域にかけてのパワーが印象的で、ピッキングハーモニクスがよく映えるような印象があります。低域でゴリゴリとしたパワーコードを響かせるというよりは、どちらかというと「ジャキッ」としたサウンドで勝負する方が、このピックアップの良さが活きてくる感じがあります。

とはいえ、低音がスカスカかというと、決してそんなことはなく、低音にもしっかり密度がありますので、サウンド全体にしっかりとした芯がありつつも、中高域でサウンドが伸びていくような感じになっていると言えそうです。

全体的には、最近の重ためのサウンドというよりは、往年のハードロックサウンドを再現する方が得意な感じでしょうね。

意外?クリーントーンも繊細で好印象

そして、このピックアップ、その名称が「Super Distortion」となっているので、どうしてもディストーションサウンドばかりに意識が行きがちなのですが、実はこのピックアップ、クリーントーンもかなりの好印象なんです。

アンプをクリーンにセットして、このピックアップでアルペジオやカッティングをしてみると…おどろくほどに繊細で、そして美しいサウンドを鳴らすことができます。

歪みサウンドのときに感じた、中高域のサウンドの特徴が、クリーンになったときには、サウンドの透明感になって表れてくるといったところでしょうか。

普通に使っても良いですし、コイルタップやハーフトーンで使うのもまた良し。

Super Distortion、思いの外、幅広いサウンドで楽しめるんです。

載せ替えるなら…レスポール系のギターと好相性?

このピックアップ、どのようなギターに載せるか…。

個人的には、低域にあまり極端なクセがないので、ギター本体が低域をしっかり鳴らしてくれるレスポール系のギターと相性が良いのではないかと思います。

たとえば、当ブログで過去にご紹介したエピフォンのレスポールなんかは、このSuper Distortionを搭載することで、一皮むけてくるんじゃないかという印象を持っています。

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低音はギター本体が鳴らしてくれるので、ピックアップで中高域の色気を足してやって、ギターサウンド全体をパワフルに仕上げていくアプローチがハマりそうな感じです。

ディマジオの他のピックアップ…たとえばToneZoneなんかは、レスポールに載せると低音が暴れすぎる傾向があったりするので、そういった意味でも、このSuper DistortionとToneZoneとかって、うまく棲み分けができてるなあ…というふうに思わされてしまいますね。

価格は1万円程度…工賃込みでも比較的手頃な価格

さて、そんなSuper Distortionですが、価格は1個1万円程度。ハムバッカーといえば、だいたい2個付け替えるのが定番ですので、本体価格だけで2万円程度になるのが相場でしょうか。

これに工賃を込みにすると、おそらく2万5,000円前後くらいで収まってくるはず。

ハムバッカーのピックアップとしては、かなりお手頃価格の部類に属する方だと言えるでしょう。

【まとめ】ロングセラーも納得!往年のハードロックサウンドを楽しもう

このように、このDimarzion Super Distortionについては、1970年代にリリースされた、かなり古いピックアップではあるのですが、今使ってもそうした古さを感じさせない、明るくパワフルなディストーションサウンドを作り出すことができるのが、最大の魅力です。

また、名前の「Super Distortion」というところに引っ張られがちですが、実は意外とクリーントーンも得意にしていて、歪みからクリーンまで幅広くサウンドメイクをしていけるところも、このピックアップの大きな特徴です。

最近流行の、低音ゴリゴリ系とは少し違う、往年のハードロックらしさを楽しめる。今だからこそ、とても魅力的に感じるピックアップです。

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かとうたかこ
気がつけば、ギター・ベース歴は20年。ギターなどの楽器と音楽をこよなく愛する社会人のブログです。更新情報はTwitterやFacebookでも発信しているので、ぜひ下のTwitter・Facebookアイコンからフォローしてください!